2017年3月3日(金)リタイヤ生活224日目

今日は家内の手術の日。

 

朝9時までに病院に来るようにと言われて、

朝食、掃除をあたふたと済ませ車で病院へ。

丁度、通勤時間にぶつかったのか、いつもよりも渋滞にはまってしまったが

何とか9時前に病院に到着した。

 

家内の手術は2番目で、1番目の患者が終わり次第とのこと、

目安は午前11時くらいだが、私は何をする訳でもないが、少し落ち着かない。

当の家内はと言うと、前回の手術の時もそうだったが、

前日もよく寝られたとのことで、落ち着いて何の緊張感もなさそうだ。

朝の診察の時に、医師や看護婦にも、随分落ち着いていると言われたらしい。

 

1番目の手術が少し速く終わったとのことで、10時半くらいに手術用の服に着替えて

歩いて手術室へ。私も付き添いということで、一緒に手術室前まで行く。

「じゃあね」とニコニコしながら家内は手術室へ。

手術室へ見送るのは、昨年5月にも経験しているので、こちらも落ち着いたものだ。

 

予定では手術は2-3時間かかるとのこと。

そこで院内のコンビニでおにぎりなどを買って、早めに食べておく。

入院病棟のロビーで待つことになっているが、ロビーのテーブルがいっぱいなので病室で待つ。

このような時には個室は便利である。

 

2時間を過ぎた頃に、手術が終わったとの連絡があり、手術室前の応接室で執刀医からの説明を聞く。

話によると、手術は問題なく終了したとのこと。

あまり大きく切除しておらず、退院は速ければ来週早々、遅ければ週末とのこと。

下手に早く退院して家で調子が悪くなるよりは、充分に回復した後で帰宅する方がこちらも安心である。

多分、週半ば頃退院かと思う。

 

病室に戻った家内にしばらく寄り添ったあと、眠そうになったので車で帰宅した。

 

今日は、1日中病院で待機していたので、運動不足だった。

そこで、近くを散歩して、最後にジムに寄って風呂に入って変えることにした。

大体7千歩くらいのコースである。

 

ところが、途中で想定外の事が起こった。

 

散歩コースのほぼ終盤に差し掛かったとき、突然携帯電話が鳴って、病院から連絡があった。

医師の話によると、家内に出血があって、緊急で再手術をするとのこと。

医師はこちらを心配させないように、術後の経過を考えると、今、再手術をした方が良いと言う。

状況はよく分からなかったが、とりあえず家内も納得しているとのことで

手術に同意し、電話を切って直ちに病院に向かう事にする。

 

とは言っても散策の途中なので、早足で家まで戻って車で病院まで。

夕闇が迫る時間帯で、気は焦るのに、車は少し混んで、思ったよりも時間がかかってしまった。

到着したときには既に午後6時半をまわっており、家内は手術中だった。

 

8時頃になって手術が終わって、執刀医から説明を聞く。

話によると、術後特になにもなかったが、夕方に突然出血して、

止血のため再手術をしたとのこと。

最初の手術で切開した筋肉の端の血管が切れたようで、

再手術では、出血箇所はすぐに見つかって直ちに止血できたとのこと。

特に大事にならずに済んで本当に良かった。

 

後から家内に聞いたところでは、一回目の手術が終わって、しばらく安静にしていたが、

午後5時になって水が飲めるようになって、少し歩いても良いと言われた後で、

寝ていたら手術したところが痛くなってきて、見たら結構大量に出血していることに気づいたとのこと。

 

手術後に家内にしばらく付き添って、特に何もなく、眠そうになっていたので

後ろ髪を引かれる思いで帰ることに。

病院をでたのは、結局、9時半過ぎで、昨年5月の1回目の手術の時と同じ感じだった。

そこで勝手知ったる夜間出口から出て、ほぼ空の駐車場から出て、既に空いてきた道を走って家まで帰った。

家に帰ると、誰もいない家は暗く暖房も効いていない状態で、一気に寂しさを感じた。

 

家内も私ももう高齢者の仲間入りをしつつあり、このような事はまだまだ増えるかもしれない。

でも、できるだけ家内を支えて、一緒に健康で過ごしたいと願っている。