2021年11月29日(月)リタイヤ生活1379日目

今日もまあまあ良い天気だったが、
朝から冷え込んで肌寒い1日だった。

 

先週からMMTと国の緊縮財政に関して
いろいろと読んでいるが、
なかなか理解できないところが多い。

 

MMTに沿って、日本を再び成長路線に乗せるためには
大幅な財政出動が必要、との主張がある。
しかし一方では、国債格付け会社
国の財政状況を見て、赤字だと格付けを下げてしまうし、
国の財務法でもプライマリーバランスの事が規定されているため、
個別に国会の承認を取るというよりも、
元のコンセプトを見直した方が良いのではないかと思う。

 

更に疑問点として、MMT論者の主張に以下があった。
英米仏などほとんどの先進国において、
国家予算に計上する国債費は利払い費のみで、
償還費を含めていません。
ところが、なぜか日本は償還費も計上している。」
これは国の財務的にどのような意味があるのだろうか?

想像するに、国債を発行して、それを償還するために、
新たな国債を発行すると、利払い分だけ支出することになる。
元の国債額分は借り続けるだけで償還しなければ、
償還額は不要なので計上する必要がない。
その分、赤字幅は減って見えるのではないか。

 

残念ながら、経理会計の知識が不足しており、
まだ理解に至っていないが、
この辺の扱いも良く理解しないと、
MMT等の議論について行けない。