2020年3月25日(水)リタイヤ生活971日目

今日は朝から快晴で、気温も上がって気持ちのいい1日だった。

 

昨夜、IOCの発表したオリンピックの1年延期を受けて、

今朝のテレビニュースでは、その話で持ちきりだった。

もちろん選手を含め、かなりの人はほっとしたのかもしれないが、

代表選考済みの選手が、再選考になるのか気になっていたようだったし、

それ以外にも、今年夏のオリンピックに向けて準備を重ねてきた人々が、

一部では、早速、片づけを始めたり、

予約で満杯だったホテルが皆キャンセルになってしまったり、

対応は、我々が思っていた以上にとても大変なようだ。

特に、選手生命の有終の美を今夏のオリンピックにかけてきた人は

なかなか整理が付かないのかもしれない。

 

そんなテレビをみつつ、コロナどこ吹く風とまでは言わないが、

昼前にテニスに出かけた。

ジムも休会し、ピックルボールも体育館の閉鎖でできず、

その他、様々なボランティア活動が休止中のため、

出かけるのはテニスだけになっている。

部屋に閉じこもりがちな私にとっては、下手なテニスとはいえ、

いい気分転換になっている。

 

テニスを終えて帰宅して自室で一休みしていたら、

夕方になって家内が、東京での感染者が急増したので、

今夜、小池都知事が緊急記者会見をする、との話を持ってきた。

個人的には、先日から東京がロックダウンになったらどうしようか、

等と妄想を膨らましていたので、いよいよそれが近づいてきたのか、と感じた。

 

午後8時からの緊急記者会見は、8時過ぎのNHKテレビで見ることができた。

小池都知事は、感染拡大の重大な局面、と強調していたが、

最近の世の中の雰囲気、先週平日に行ったアウトレットモールでの中高生を中心としたにぎわい、

週末に公園で群がって遊び回っている子供たち、等を見ると、

まさに「コロナ慣れ」して、感染への恐怖とか緊張感が薄れてしまっている感じだった。

 

今回の小池都知事の緊急記者会見が、そんなゆるんだ雰囲気を再び引き締められるか、

なぜ、北海道のように「緊急事態宣言」という言葉を使わなかったのか、疑問に感じた。

法令に基づく首相の「緊急事態宣言」がないと、都知事はそのような発言ができなくなってしまったのか、

であれば、先日成立した法律が足を引っ張っているのかもしれない。

仮に緊急事態宣言を出せたとしても、効果が見えてくるの1-2週間後であり、

今、何をしようがこの2週間程度は、感染者の増加を手をこまねいて見ているしかない、

このまま数日の間、感染者が増加して行けば、来週早々には首相が緊急事態宣言を出して、

最悪の場合には、来週末にでも小池都知事が東京のロックダウンを宣言することになってしまう。

 

できることは、明日からの感染者数が増加しないこと、

今日までに見つかっった感染者の感染ルート(クラスタ)が特定できて、クラスタ対策が進められること、

そして特に、日曜日のK-1観客の中から、爆発的な感染者が出ないこと、

等をひたすら願うだけだ。

今日は、大幅に上がった日経平均も、明日は再び暴落してしまうかもしれない。