2019年12月18日(水)リタイヤ生活908日目

台北旅行3日目。

昨日までは、ツアーで予定が詰まっていたので、

何かと窮屈な感じがあったが、今日は1日自由時間、

明日も空港へのピックアップ時間までは自由なので気が楽だった。

旅行慣れしていない家内の疲れも意識して、朝は遅めに起きて、

昨日と同じビュッフェレストランへ。

いろいろと美味しい料理があり、満腹手前まで食べてしまった。

 

ところで私のスマホは、昨日までに撮ったInsta360 Goのビデオファイルで

ほぼ満杯状態になっている。

対策として考えたOneDriveへのアップロードが、

途中で停まってしまう事象が昨夜から起こっていた。

原因としてネットやアプリの問題も確認したが、結局、気がついたのが、

OneDrive側で強制的にストップしているのではないかということ。

日本で使っていたOneDriveのストレージに、

ある日突然、台湾から大量のファイルがアップロードされたわけで、

不正アクセスではないか、と疑われるのは当然の事だった。

そこでマイクロソフトアカウントのメールを見てみると、案の定、

本当に自分のアクセスなのか、という確認メールが来ていた。

自分のアクセスであると承認すると、OneDriveでのアップロードを再開した。

これでやっと、アップロードしたファイルをスマホから消すことができ空き空間ができた。


身支度をして、昨日、ガイドさんが教えてくれた中華民国総統府へタクシーで出かけた。

ホテル前でタクシーに乗ると、ホテルの人が行き先を紙に書いて運転手に渡してくれた。

現地での呼び方も、日本語とほとんど同じ「ソートクフ」のようだった。

実際に蔡英文総統もこちらで働いているとのこと。

 

総督府は、少人数なら予約なしに入ることが出来る。

30分ごとにガイドツアーが始まるとのことで、10時半に間に合うことができた。
この時には空いており、誰もいないゲートから入って、

そのままスムーズにパスポートを見せ手荷物検査を受けて中へ。

建物の外は、何故か撮影禁止になっているが、中は撮っても良いとのことだった。

 

中には日本語を話せる親切な女性のボランティアがいた。

他に誰も日本人がいなかったので、私と家内の2人で独占して説明を聞くことができたが、

途中から見学者が徐々に増えてきて、結局10人以上になってしまった。

 

総督府の見学は大変参考になった。
ここでは、今まで知らなかった台湾の歴史や、政権を巡る国民党と民進党の闘争、
台湾大学出身者が政権を握っている話、なども聞くことができた。
中で記念撮影をして終了。

ここの見学は、ガイドブックにもあまり書かれていないようだが、おすすめだと思った。


この後は、徒歩で台北駅(台北車站)へ。15分程度か。

駅前の新光三越台北駅前店を通過し、地下道から台北駅の地下商店街へ。
地上から地下道へは、いったん階段を上がってから下がるようになっている。

なぜだろう?豪雨で水が入らないようにするためだろうか?

 

地下街はかなり広がっていた。
いったん地上にあがって、 台北駅(台北車站)の中の店や2Fのレストランを見た。

家内が、台北駅に進出した林百貨店を見たいと言っていたが、

実際にはKIOSKのような広さの店で、百貨店という感じではなかった。

2階のレストランは、日本から進出したお店が多く、食べたいものがなかったので、

地下道に降りて、中山駅方面へ行くことにした。


地下道を、両側のお店を見ながら15ー20分程歩いて、

中山駅のあたりについた。

そこで、誠品生活南西店の中を見ながら、上の階のレストランへ。
ここで、私は牛肉麺とマンゴーティ、家内はチャーハンとチーズミルクウーロン茶を頼んだ。

いずれも、まあまあ美味しかった。

ただ、こちらの料理は全体的に日本人には脂っこい感じだと思った。

 

外に出て、町並みを見ながらホテルへ。

ホテルの近くを歩きまわって、夕食のレストランを探した。
近くの大通り沿いに、金品茶樓という少しきれいな上海料理店を見つけた。

料金もリーズナブルだった。


ホテルで夕方まで一休みした後でさっき見つけた金品茶樓へ。

外に人が待っていたが、入っていくとそのまま席に通してもらえた。
周囲は日本人が多かった。

 

さっそく何品か注文したが、小籠包が脂っこいということで家内がギブアップしてしまった。

私は、極端に脂っこいとは感じなかったので、家内の体調が悪かったのかもしれない。
本格的に家内の体調が悪くなる前に、早々に食べてホテルに戻った。


まだ6時代だったので、家内をホテルにおいて、私一人で明日の下見に出かけた。
道を歩いていると、バイクや車が突っ込んでくるので横断歩道を渡るのは怖かった。
場合によっては、歩道をバイクが走ってくることもあり、よく事故が起こらないと感心した。

 

ガイドブックにあった赤峰街に行ってみたが、 狭くて暗くて特に良さそうなところはなかった。

実際にあるいてみると、ガイドブックを盲心的に信じてはいけない。
その先の寧夏路夜市は食べ物の屋台ばかりだった。
昨日までのガイドさんの話では、屋台のものは衛生的に問題があることが

あるので食べないように、食べるなら道の両側の店でとのことだった。
夕食を食べて満腹だったので、雰囲気だけを味わった後で、

明日、時間をつぶせそうなレストランを探しながらホテルに戻った。

 

まだ8時過ぎだったが、そろそろ疲れも出てきたので、風呂に入って就眠。