2019年7月18日(木)リタイヤ生活803日目

昨日は少し日が射したが、今日も朝から曇り。

午後からは予報通り、小雨が降り始めた。

 

いつもの木曜日同様に、昼食を早めに摂ってからジムへ行って軽く汗を流した。

午後3時からは、頼まれて近くの中学校で校長先生のインタビューを行った。

そのまとめ記事を頼まれて、いつまでも宿題を持っているのはイヤだったので、

簡単にとりまとめて、依頼元にメール添付で送った。

相手の反応も良かったので、これで本件は終了になったようだ。

 

これ以外の時間は、昨日に続いてYouTubeの「이승만TV」を見ていた。

ここでは現在、日韓で問題になっている慰安婦や請求権問題などがとりまとめられている。

慰安婦や請求権問題などに関して、日本人の中では、韓国の理不尽な要求ということが

共通認識になっていると思うが、その詳細に関してきちんと理解している人は少ないと思う。

このYouTubeのチャンネルでは、韓国の人が、韓国側の世論も理解しつつ、

どのようなものなのか、論理的・理性的に解説している。

このチャンネルは韓国語だが、最近、いくつかのビデオに日本誤訳がついたので

何とか理解することができる。

もちろん訳が正しいか、という問題はあるが、関連して表示される資料等を見ても、

概ね正しく訳されているのではないか、と思う。

解説している韓国人の李栄薫というソウル大学名誉教授やその他の人たちは、

特段、親日家という訳ではなく、歴史的な事実をきちんと理解しようとしているようだ。

どうやら、反日民族主義が韓国の自由化や民主化、国際的な発展を妨げているとの認識で

それを正そうとしてこのチャンネルをやっているようだ。

 

今回、特に日韓請求権問題に関しては、基本となるサンフランシスコ条約の解説から、

韓国人が思っている、在日支配がより短かったフィリピンよりも賠償額が小さかったとの不満にも

きちんと応えた解説をしており、非常に分かりやすかった。

なぜ、日本国内でも、このようなきちんとした解説がなされないのか、疑問に思った。

このように、きちんとした歴史的根拠をきちんと理解しないまま

反韓感情を持つようなことになると、韓国の理性的ではない世論と同じようになってしまうのではないか。

 

ビデオの本数が多すぎてまだ見終えていないが、まずは一通り見てしまいたい。

また、李栄薫名誉教授の日本での著作も、近くの図書館で貸し出し予約していたものが、

今日、丁度届いたとの連絡があったので、明日には借りてきて、読み進めよう。