2019年7月9日(火)リタイヤ生活797日目

今日も曇りだが、雨は降らないとの予報だったが、

最後に、やはり気候は不安定どのことだった。

これでは降るか降らないかよく分からない。

 

最近は、連日曇りか雨で晴れの日がほとんどない。

ついにニュースでは、連日の日照不足を取り上げるようになってきた。

日照不足で、野菜が高騰しつつあり、他にも天日干しにこだわっている干物屋さんが、

干物が乾かなくてお中元に間に合わないと頭を悩ませているとのこと。

今までは、連日、洗濯物が外に干せない、程度の影響だったのが、

とうとう家計を直撃する事態になってきた、ということか。

 

今日も特に予定がなかったので、今週金曜日に予定している

あるサークルでの工場見学に関して、忘れないようにリマインダーのメールと

ファックスを参加者に送った。

このようなことをすると、メールは良いのだが、ファックスに関しては

必ず誰か1軒はエラーで送れなくなっている。これが煩わしい。

まあ、代わりにメールは送れたので、一応完了することができた。

 

その後は、引き続き、最近読んでいる人類史から日本の縄文時代に関する

書籍のまとめをしていた。

まとめるために読み返していると、いくつかの本で、最初読んだ時には全く頭に残らなかった事が

今回、改めて気にかかるようになった。

つまり、最初読んだ時の興味の対象と、今になって読んでいる時の興味の対象が大きく変わってしまったため

今読むと、全く違った本を読んでいるような気分になった。

やはり本を読む時の問題意識の持ち方は重要だと思った。

それに書き手としてうまい人は、読者の興味をうまく誘導して、書いていることに引き込んでいくが、

特にあまり著作の多くない学者等の場合には、その引き込みが弱いことがあり、

あまり盛り上がらないまま、単に本の終わりまで読み続けるだけになってしまう。

 

考えてみれば、プレゼンでも、映画でも、本でも、うまく相手を誘導して自分の世界に引き込む

この導入部分がきわめて重要になる。

関連して、先日参加したある連続講座で、強く感じたことがあった。

最初の日の講師は、きわめて説得力があり、分かりやすく、方の力を抜いて理解を進めることができた。

最後の日の講師は、参加型学習と称して進めたので、我々はいろいろやらされて、

なぜここまでやらなければならないのか、と苦手意識をもってしまった。

特に講師は、参加型学習では、講師は皆さんを中立的な立場で支援するだけで、等と解説しつつ、

全体的な進め方は、かなり上から目線での説明があり、問題か明らかにひっかけを狙った素直ではなもので、

受けている最中も不快感があり、終わった後でも後味が悪かった。

これは、単に参加型学習という形式をとりつつ、自分独自の問題意識や優越感の中に

生徒を巻き込もうとしたもので、受ける側はいやでも対応せざるを得ないため、

一見、講義が活発に行われているように思ってしまう。

この時には、悪い引き込みの方法だと思った。

 

結局、重要なのは、無理なく相手の問題意識を持ち上げていって、

それに素直に答えていくような真摯な対応ではないかと思う。

私も人に説明する時に、強引に、下手をすると上から目線で対応してしまうことがあるため、

今後は十分注意しなくてはならないと、反面教師として勉強することができた。