今日は、朝から天気は良かったが、気温は0度。
数字の上では少し気温が下がったようだったが、起きた時には余り寒く感じなかった。
昨日のあるボランティア活動の中でQR決済の話が出て、
LINE PAYで個人間送金や現金引き出しもできる(ようになる)との話を聞いた。
私が以前、決済系の仕事をやっていた時には、電子的な決済の多くが
プリペイド方式であり、前払い式証票の法律に準拠していたため、
現金での払い戻しとか個人間での送金は基本的に出来なかった。
当然、LINE PAYではなぜ出来るの? という疑問を感じて、今日の午前中はそれを調べていた。
以前の法律体系では、プリペイドで自由に一部の金額の払い戻しや個人間での送金は、
出資法や銀行法に抵触するためできない、というのが解釈だったと思う。
最近は、フィンテックと呼ばれる金融業界への新たな技術の波が押し寄せており、
米国等では普及し始めている。中国や韓国でもキャッシュレス決済が進んでいると聞いている。
このような新たな波に対応するためには、アイデアや技術開発ばかりでなく、
諸規制の緩和も必要になっていく。
ただ規制を緩和すればよい、というものではなく、元々規制を作った目的として
利用者保護や金融犯罪やマネロンの防止等があった筈で、それをどれだけ維持しながら
有効に緩和していけるかが重要だ。
しばらく前に資金決済法が整備されており、それに基づく新たなスキーム上で
LinePayが構築されている、中身としてもLINE CASHとLINE MONEYというものが
使い分けられており、調べるうちに、資金移動業者というものでカバーしていることが
なんとなくわかってきた。
まだ全体像を分かりやすく説明出来る程理解は進んでいないが、
もう少し理解を進めることにより、現時点で数多く開始されているQRコード決済等の
新決済サービスの根本的な違い等も理解できそうだ。
この頭の中のもやもやを早くクリアできるようにしたいものだ。