2019年3月4日(月)リタイヤ生活713日目

今日は1日寒い雨の1日だった。

 

昨日の日曜日は、東京マラソンが開催されたが、早朝から雨が降り始め

やはり寒い1日だった。

私は、スターティングブロックのボランティアとして参加したのだが、

集合時間の6時半頃からぽつぽつと雨が降り始めた。

同じチームのメンバが集まって、担当場所に移動してリーダーの説明を聞き終わった頃には

少し本降りに近い雨になってきたので、とりあえず合羽のズボンだけはくことにした。

スタッフジャケットは薄いが、いちおう雨をはじきそうだったので、その下に合羽をきることまでは

しなかったが、後から考えるとこれが大きな判断ミスだった。

いままでマラソン大会のボランティアで雨に降られたことがなかったので、

今回は良い経験になった。

 

8時前からぞくそくとランナーが集まってきて、8時半頃には大盛況になった。

ここのボランティアは、選手のゼッケンの右端にあるスタートブロックの位置を確認して、

担当するブロックの選手だけを入れる役割だった。

でも、この頃には雨のため、合羽や上着を着込んだランナーが多くて、

ゼッケン番号の確認に手間取った。

そのため、ランナーの列が出来てしまった。

近くの仮設トイレも長蛇の列だった。

 

何せ今回は昨年よりも増やして3万8千人のランナーとなったため、

スタート前の各ブロックでは、最終集合時間の8時45分近くになると

ランナーがひしめき合って、通勤ラッシュ並の混雑になった。

前に詰めてもらっても、沿道にまでランナーがあふれてしまった。

みな、雨と寒さで肩を震わせて、スタート時刻を待っていた。

 

9時に車いすがスタート、9時10分にマラソンがスタートしたが、

先頭が一斉に飛び出していっても、ランナーの列の後方ではなかなか人が動かない。

しばらくして、徐々に前に進み始めたが、とても走るというスピードではなかった。

招待選手からスタートして、Aブロックから最終のLブロックのランナーまで通過したが、

その後に、トイレに行っていたランナーも出てきたので、なかなか列は途切れなかった。

 

最終ランナーらしき人がスタートして道があくと、ボランティアが一斉に道に落ちている

服やゴミを拾い集めた。

スタート直後にはゴミの散らかった汚い道が、ほんの数分のうちにきれいになってしまった。

ただ、我々の担当区間の掃除を終えて、元の集合場所に戻るときには、

まだスタート地点あたりは、かなりゴミが散乱しているようだった。

 

リーダーを中心に最終点呼をとって終了。

6時半から10時過ぎまでのわずか3時間半程度のボランティアだったが、

今回も他のボランティアの方やランナーの方と楽しく活動することができた。

最後にスタッフジャケットを脱ぐと、下のコードはびしょ濡れになっていた。

「スタッフジャケットは防水性はない!!」これが今回の最大の教訓だった。

 

帰りの電車では、濡れたコートで座ると隣の人に迷惑をかけるといけないので、

電車は空いていたが、落ち着いて座って帰るということはできなかった。

余り疲れた気はしなかったが、家に帰るとたちまち睡魔が襲ってきて

その後は昼寝で熟睡してしまった。