2019年2月26日(火)リタイヤ生活709日目

今日は朝から曇り。

昨日の天気予報では晴れとのことだったが、昼頃にテレビを見ていたら

なぜ予報が外れて曇っているのかを弁解していた。

 

今日、午前中はエアコンの修理の立ち会い。

今のエアコンの掃除機能に不具合があるらしく、クリーニング中に大きな音がする。

エアコンの中でフィルターを巻き取って掃除する機構になっているのだが、

うまく巻き取れないことがあり、フィルターがゆがんでいた。

このエアコンはここに引っ越してきたときに買ったので、ちょうど3年になるのだが、

昨年の2月にも同じ故障でフィルター交換をしており、今回が2度目になる。

 

昨日、サービスセンターに連絡して、今朝、修理担当者が来てくれたのだが、

昨年も同じ障害があったということで、今回はフィルタ交換ではなく、

それを巻き取る機構まで交換することになった。

結果的に2時間近くかかってしまった。

 

その間、暇なので居間でテレビを見ながら立ち会いっていた。

テレビではワイドショーをやっていたのだが、最近起こった事件に関して、

いろいろとコメンテーターが意見を述べている。

起こったばかりの事件なので、容疑者が逮捕されたとか事情聴取されている状況なのだが、

それでもコメンテーターはいろいろと想像で論評している。

つまり、はっきりしない状況の中で、勝手に想像して結論的な話をしている。

 

これは非常に問題なのではないかと思う。

まだ捜査中であり、はっきりしない中で、コメンテーターが何の反論もできない容疑者のことを

勝手に決めつけて悪人に仕立てているのだ。

しかし、しばらくして容疑がはっきりした頃には、ワードショーでは何のレポートもしない。

このようなワイドショーは、何を伝えているのだろうか。

 

本来であれば、いったん伝えたニュースは、はっきり結論が出た段階で、

改めて正しい情報をきちんと伝えて、過去のコメンテーターの想像による論評を

必要があれば訂正する等、正確性を追求すべきではないのか。

久々にワイドニュースを見ていて、このように世論は

マスコミの感覚的な報道に誘導されてしまうのだと痛感した。

そういえば、オリンピック担当桜田大臣の先日の失言に関しても、

ネットでは記者とのやりとりの全文が公開されており、

その文章を見ると、マスコミが如何に不適切な発言の切り取りを行って、

その結果、重大な失言と言うことになってしまうのだとよくわかった。

全文をきちんと読めば、何もおかしなことは言っていないように感じられる。

 

このような事を感じながらテレビを2時間近く見ていたら、修理が終了した。

修理担当者の人たちは、様々な機種が販売されている中で、

顧客の家に入って見られている中で、きちんと分解修理することができる、

というのは大した技術力ではないかと思った。

 

マスコミの多くも、わかりやすくて不正確な情報ではなく、

もっときちんとした正しい情報を視聴者に届けるように、

プロフェッショナルとしての仕事をして欲しいと思う。