今日は朝からどんよりした寒い天気だった。
昼過ぎには少し日差しも見えたが、夕方には久々の雨、夜には雪になるとのこと。
天気続きでかなり乾燥しているので、雨は良いのだが、雪は積もらないで欲しい。
今週は、比較的イベントがない週なので、もっぱら読書にいそしんでいる。
昨夜、「日本人の起源」を読み終えて、更に「縄文時代の歴史」に進んだところで、
Facebookのニュースから「「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ」という本を見つけて、
早速、購入して読み始めてしまった。
読みかけ、或いは読み始めようとした本があるのに、新しい本を書ってしまうため、
読書のしかかり中が増えて、スタックオーバーフローしそうだ。
深浅のことは、以前から興味があった。
中国本土で香港に隣接した特区で、世界中の家電、ガジェット等の工場がひしめいているとのこと。
そこでノウハウを蓄えた中国人が、豊富な先端部品が調達できる環境を活かして、
品質的にはいろいろと問題があるものの、様々なハード製品を短期間に安く開発してしまう、
との話は以前から聞いていた。
この点に関して、かねがね、もっと知りたいと思っていたところに、
丁度、Facebookのニュースフィードに関連する投稿があって、
この本のことを知ってしまったので、早速、電子書籍で出ている事を確認して
プチっと購入してしまった。
普段だと、SONYリーダーズストアとAmazon Kindleのショップで、
同じ電子書籍の価格はほぼ同じなのだが、この本に関しては、
Kindleの方がかなり安かったので、SONY側のポイントが貯まっていたにも関わらず、
そちらで買ってしまった。
この本の著者の藤岡 淳一さんは、初期から深浅での開発に関わっており、
現在では深浅に会社を持っている経営者で、深浅なりのやり方を熟知しているようだ。
この本を読むことによって、深浅でのビジネスモデル、役割分担、そして
何故、深浅がハードウェアのシリコンバレーと呼ばれているのかが理解できたような気がする。
その主な要因として、中国固有の文化もあるし、トランプ大統領が問題視している非関税障壁の問題もあり、
深浅で自然発生的に培われてきた独自のビジネスモデル等もあると思う。
他国もこのモデルを参考に、第二の深浅を作ろうとするかもしれないが、
シリコンバレー同様に、なかなかこのようなところは真似出来なさそうだ。
比較的本の分量が多くなく、夕方までに読み終えてしまった。
これでまた、「縄文時代の歴史」に戻れそうだ。
私の住んでいる付近には、縄文時代の遺跡が数多く発掘されてるらしく、
いくつか先の駅の近くには、「東京都埋蔵文化財センター」というところがあり、
様々な発掘物が展示されているらしい。
「縄文時代の歴史」を読みつつ、このセンターにも行ってみて、
現在は居なくなってしまった縄文人に関して、いろいろと知見を深め、思いをはせてみたい。