2018年10月24日(水)リタイヤ生活628日目

今日は、島根・鳥取旅行の3日目、今日が最終日。

朝から快晴で、絶好の鳥取砂丘観光日和になった。

 

倉吉のビジネスホテルで目覚めて、簡単な朝食をとって出発。

倉吉白壁土蔵群へ。

まだ朝早かったのと、平日のせいか、周りにはほとんど観光客はいなかった。

倉吉の観光案内所からスタートして、古い街並みの中を1ブロックだけ一周して雰囲気を味わったが、

特に立ち寄るところもなく、直ぐにもとのところに戻ってしまった。

 

島根と鳥取で1泊つづしたのに対応して、お休み処2カ所分のクーポンをもらっていた。

まだ使っていなかったので、今日中に2カ所で使う必要がある。

丁度、倉吉でも1カ所、一口サイズの鯛焼きとコーヒーを頂けるところがあったので、

そこで一休み、鯛焼きとコーヒーを振る舞って頂いた。

ついでに、店内で家内が幾つか自分へのお土産を買っていたが、

店主が気さくな人で、いろいろ話をした上に、代金の端数を切り捨ててくれた。

 

土蔵群にいたのは30-40分程度だろうか。

近くに、倉吉博物館・歴史民族資料館があったので、立ち寄ることにした。

閑散とした館内で、他に観覧者もほとんどおらず、ゆったりと見ることができた。

展示品も少なく、幾つかの展示室もほとんど閉まっていたが、

縄文時代からの発掘品などを見ることができた。

出土品だが、一抱えもあるような壷もあり、思った以上に大きかった。

 

次に、本日のメインイベントである鳥取砂丘へ向かった。

なぜか家内が鳥取砂丘にご執心で、絶対に行きたいと行っていたところだ。

 

途中、白兎神社と道の駅があったので、立ち寄って神社に参拝した。

小さな神社だったが、社務所で白い石を売っており、

石の鳥居の上にその石を投げて乗せることができると、幸運が訪れるとのこと。

既にいっぱいの石が乗っており、何回か投げてみたが、結局、乗せることはできなかった。

結局、参道脇に並んだ兎の像の上に乗せてきた。

 

隣の道の駅の2階のレストランで昼食をとってから、いよいよ鳥取砂丘に向けて出発。

景色がいいということと、リフトに乗れるということで、まずは砂丘センターに向かった。

 

砂丘センターは、砂丘の近くの山の上にあった。

早速リフトに乗ったが、周りは木々に囲まれており、特に景色が良いわけでもなく、

これであれば砂丘近くのお店の駐車場に停めてもよかったかもしれない。

 

短いリフトに乗って砂丘に到着。思った以上に広大な砂場だった。

近くにラクダ乗り場もあった。

今日は快晴だが、昨日は雨だったため、砂丘の中は歩きやすかった。

海側の砂丘に上って、海を見ながら記念撮影。

少し風が強く、向こうではハングライダをやっている人達がいた。

その後は、戻って近くの砂丘会館に行って、クーポンで梨アイスカップを頂いて一休み。

 

続いて、これも楽しみにしていた砂の美術館へ。

ここは砂で作られた様々な像が陳列されていた。

今回は北欧の神話等の展示になってた。

砂でできているとは思えない綺麗な像が並んでいるのだが、

どうして像の形を保っており、崩れてしまわないのだろうか。

 

一通り見終わった頃に、家内が足が痛いと言い出した。

どこかでひねった後に、砂丘を歩き回ったので、悪化してしまったようで、

普段は我慢強い家内が痛い、痛いといっている。

とりあえず砂の美術館の下の駐車場の近くで待っていてもらい、そちらに車を回して

トランクの中のサロンパスを貼った。

 

この後は、少し時間があるが、家内はあまり歩けそうにもない。

このまま駐車場にいても仕方ないので、空港に近い鳥取港の土産物店に向かうことにした。

すると途中で、イオンのショッピングモールが見えたので、そちらに立ち寄ることに。

中の薬局で、効き目の強い貼り薬を買って貼ってから、

レストラン街で少し早い夕食をとっていると、午後5時近くになった。空港に行く時間だ。

 

鳥取空港へ行く途中のガソリンスタンドで満タンにして、

空港駐車場のレンタカー乗り捨て場所に車をおき、空港内のレンタカーカウンターへ。

特に問題なく返却処理を済ませ、今度はANAカウンターに行って、

機内の座席を家内と私で隣り合ったところにしてもらうようにお願いした。

幸い、まだ満席ではなく、すんなりと隣り合った席に変更できた。

 

手荷物検査を済ませ、少しすると搭乗開始。

国内線ローカル空港の便なので、飛行機も小さく、左右3列席の中央に1本通路があるだけだった。

家内と私は3列席の窓側2席に座っていたが、通路側の1席は空いたままだったので、

私が通路側に移動して、ゆったりと座れることができた。

 

飛行時間は約1時間。

飛行ルートは、鳥取空港を出てから、小松を経由したのだが、

この後はなぜか栃木の方に回り込んでから千葉の先端の方まで下ってから羽田空港へ進んだ。

目的地を直線で結ぶのではなく、少し回り込むような飛行ルートになっているようだ。

 

羽田空港には、少し早めに到着。

家内が足が痛いので、通路はゆっくりと歩いて到着ロビーに向かった。

羽田空港は広い。左右のウィングから到着ロビーまで延々と歩かなくてはならなかった。

 

到着ロビーを出て、近くのバスチケット売場に行くと、

自宅近くの駅に向かう空港バスは、出発5分後だった。

慌ててチケットを買って乗り場に行くと、既にバスは到着するところだった。

慌てて荷物を預けて、座席に座り、後はのんびりと座席で寝てしまった。

駅についてからは、普段は歩くところだが、家内の足が気になったので、

タクシーに乗った。近距離なので運転手さんには気の毒だったかもしれない。

 

さて、これで旅行は終了した。

3日間の島根・鳥取旅行で、すべて計画した通りには行かなかったが、

出雲大社水木しげるロード、松江、足立美術館、倉吉白壁土蔵群、そして鳥取砂丘

一通りの目的地を回ることができ、中身は詰まっていたが、ゆったり楽しめた旅行だった。

 

10月は神無月で、神様が皆、出雲大社に行ってしまうと言われている。

従って、今回の出雲大社参拝は、全国の神々をまとめて参拝できる、

大変な御利益のあるものだったかもしれない。

それにしては、我々の投げ入れたお賽銭が少なかったのかもしれない。

家内も私も大変満足できた旅行だった。