2018年7月3日(火)リタイヤ生活551日目

今日も真夏のような晴天。暑い。

 

今朝、午前3時頃からワールドカップロシア大会の決勝リーグ・ベスト16、

日本対ベルギー戦があった。

これを見るために目覚ましをセットして少し早く寝たが、2時間頃には自然と目が覚めた。

 

前評判では、ベルギーは相当強いらしい。優勝候補の一角とのことだ。

日本は、予選リーグ、1勝1敗1引き分けで何とか2位通過したが、

ベルギーは全勝とのこと。

予選リーグ第三戦で、日本は予選突破のため、負けているのにボールを回しており、

いろいろと賛否両論がでている。

韓国などは、第三戦でドイツに勝ったものの予選リーグを敗退し、

日本の戦い方に対して「醜く勝つよりも美しく負ける方がいい」等と批判しているらしい。

ここで、ベルギーに一方的に負けてしまうと、やはり日本は姑息な予選突破をした、

と言われかねないため、この試合の戦いっぷりが国際評価にとって重要になりそうだ。

 

午前3時試合開始、終了まで2時間かかるので、見ている会社員の人は、

そのまま会社に行くか、年休を取って寝るかしかない時刻だ。

 

先発メンバは、予選リーグ第一戦、第二戦と同じで、スムーズな連携がとれそうだ。

開始直後は、落ち着いた試合運びで、一方的に攻めも攻められもしない感じだった。

このまま行くと、どこかでちょっと失点して1対0で敗退ということもありそうな感じだった。

特に大きく盛り上がることもなく前半終了。

 

後半になって、柴崎のぎりぎりのスルーパスから原口が抜け出して1点。

更に少ししてから、乾のロングシュートで更に1点。

あれ、前評判では負けそうだったのに、勝ってしまうかも、と誰もが思ったと思う。

でもリードしていると、最後に防戦一方になって、きわどい試合になることが多い。

等と心配している時、相手チームが選手交代をした。

 

その後、何気ないゴール前のやりとりから、

軽くセンタに向けた相手チームのヘッディングのボールがそのまま日本ゴールに入ってしまった。

たぶん、相手の選手も、ゴールは狙っていなかったと思う。

でも、このゴールで雰囲気が変わってしまった。

その後、センタリングしたボールを、相手の長身選手がヘッディングしてまた1点、

これで同点になってしまった。日本側は、皆、同点で動転してしまったと思う。

ベルギーは、オランダの隣国、長身選手も居るはずだ。

でも何とかディフェンダーがカバーできなかったのだろうか。

 

同点のまま、アディショナルタイムに。

日本がコーナーキックを獲得した。

これで決まればベスト8,決まらなくても延長戦か、と思ったが、

ボールを取った相手キーパーが、それを素早く前線に送り、

センタリングからスルーパスをして、一人余っていた相手の選手がゴールしてしまった。

アディショナルタイム4分の終わり頃だったので、これで万事休す。

試合は日本の負けで終了してしまった。

 

選手も観客も、何ともいえない悔しさを感じたと思う。

一度はベスト8が目の前に見えていたのに、

後半の20分で、それがどこかに飛んでいってしまったのだ。

結果的には、試合前に心配していたぼろ負けではなく、

善戦して本当にいいところを見せることができた。

でも、一度とれたと思ったものが消えてしまうと、

なぜこんなにむなしいのだろう。

 

結果として、わずか1-2分のボール回しの機微で敗退してしまった。

これで、予選第三戦のポーランド戦終盤の、負けているのに消極的な時間稼ぎのボール回しをしたことが、

結果的には、賢い判断だったということになったかもしれない。

 

今回のワールドカップ、日本は直前に監督交代をしたにも関わらず、

大きな成果を上げることができたと思う。

でも、通算成績は、1勝2敗1引き分け、まだまだ伸びしろがありそうだ。

次のワールドカップに向けては、多くの主力選手の世代交代があると思う。

誰が出てくるか、次に期待したい。