2018年5月14日(月)リタイヤ生活515日

今日も晴天、気温が上がって初夏の陽気のようだ。

 

昨日、日曜日は大安吉日で、姪の結婚式だった。

結婚式の会場は、明治神宮。原宿からも近く観光客の多い場所である。

 

昼前に現地へ。

新宿からタクシーに乗って行くと、

明治神宮の敷地に入った後は、

とても都内とは思えないような、うっそうと茂った林の中の狭い道を通っていき、

やっと客殿についた。

 

その辺は、参拝客、特に外国人の方が多く歩き回っており、

境内のあちこちには、花嫁が記念撮影などをしていた。

大安吉日だけあって、今日の結婚式は14組とのこと。

皆、和装で、神主、巫女、そして新郎新婦、親族の順で、境内を行列して歩くので、

外国人の絶好の写真スポットになっていた。

 

待合室に集まって、新郎新婦の親族の紹介をした後、

神殿に移って挙式が始まった。

 

神前なので、中央の新郎新婦をはさんで、

両家の親族は左右に二列で向かい合って座るが、

後ろの席の最前列がカメラマンの席になっていた。

こちら側は親族も少ないので、私がカメラマンとしてそこに座った。

 

事前に、神前の挙式の手順の中で、撮影して良い時、悪いときの説明があった。

撮影して良いときには、立ち上がって撮っても良いとのこと。

しかし、実際に式が進むに連れて、今、どこをやっているのか分からない時があり、

撮影して良いのか悪いのか、判断が付かなかった。

そんな時には、相手のカメラマンの様子を見つつ、

じゃまにならない程度に撮影した。

 

しばらくして挙式は無事終了し、再び二列で境内を行列して待合室の方向へ。

この時にも、ずいぶん多くの海外旅行客らしき人たちが、写真撮影をしていた。

 

この後は、両家別々のマイクロバスに乗って披露宴会場の明治記念館へ。

新郎新婦は、我々とは別に、屋根の高い車に乗っていったが、

和装の新婦が乗れるように、屋根が上がるような仕掛けになっていた。

この乗り込む時にも多くの外人さんが撮影していた。

 

明治記念館も、大安吉日で大賑わいだった。

待合室で一休みした後、庭にでて、新郎新婦と親族や友人等で記念撮影。

今日は天気が良く、緑が映えて、とても綺麗な写真が撮れた。

 

この後、待合室で受付をしてから、披露宴会場へ移動。

待合室内で受付をするスタイルは初めてだった。

 

披露宴は、我々の結婚式の頃とは全く違った形態になっていた。

まず、仲人がいない。

最初のスピーチも1人だけ。とても簡潔で分かりやすかった。

昼過ぎに挙式、その後、しばらくしてから披露宴のため、

すでに3時を過ぎており、昼食も食べていないので、

ここで何人も長いスピーチをされると、いい加減にして欲しい

等と不謹慎なことを考えてしまうところだった。

そして、友人や親族の余計な出し物もなく、両家1組ずつだけ。

全体的に無駄もなく、良い思い出になりそうな披露宴だった。

このまま、タクシーで新宿まで戻って、帰路へ。

 

結局、朝早め出てから、家に帰り着いたのが7時過ぎ。

長い1日だったが、姪のニコニコした顔と、

新婦の父親が目を赤く腫らしているところなどを思い返すにつれ、

快い疲れを感じた1日だった。