今日も晴天、気温が上がって初夏の陽気のようだ。
昨日、日曜日は大安吉日で、姪の結婚式だった。
結婚式の会場は、明治神宮。原宿からも近く観光客の多い場所である。
昼前に現地へ。
新宿からタクシーに乗って行くと、
明治神宮の敷地に入った後は、
とても都内とは思えないような、うっそうと茂った林の中の狭い道を通っていき、
やっと客殿についた。
その辺は、参拝客、特に外国人の方が多く歩き回っており、
境内のあちこちには、花嫁が記念撮影などをしていた。
大安吉日だけあって、今日の結婚式は14組とのこと。
皆、和装で、神主、巫女、そして新郎新婦、親族の順で、境内を行列して歩くので、
外国人の絶好の写真スポットになっていた。
待合室に集まって、新郎新婦の親族の紹介をした後、
神殿に移って挙式が始まった。
神前なので、中央の新郎新婦をはさんで、
両家の親族は左右に二列で向かい合って座るが、
後ろの席の最前列がカメラマンの席になっていた。
こちら側は親族も少ないので、私がカメラマンとしてそこに座った。
事前に、神前の挙式の手順の中で、撮影して良い時、悪いときの説明があった。
撮影して良いときには、立ち上がって撮っても良いとのこと。
しかし、実際に式が進むに連れて、今、どこをやっているのか分からない時があり、
撮影して良いのか悪いのか、判断が付かなかった。
そんな時には、相手のカメラマンの様子を見つつ、
じゃまにならない程度に撮影した。
しばらくして挙式は無事終了し、再び二列で境内を行列して待合室の方向へ。
この時にも、ずいぶん多くの海外旅行客らしき人たちが、写真撮影をしていた。
この後は、両家別々のマイクロバスに乗って披露宴会場の明治記念館へ。
新郎新婦は、我々とは別に、屋根の高い車に乗っていったが、
和装の新婦が乗れるように、屋根が上がるような仕掛けになっていた。
この乗り込む時にも多くの外人さんが撮影していた。
明治記念館も、大安吉日で大賑わいだった。
待合室で一休みした後、庭にでて、新郎新婦と親族や友人等で記念撮影。
今日は天気が良く、緑が映えて、とても綺麗な写真が撮れた。
この後、待合室で受付をしてから、披露宴会場へ移動。
待合室内で受付をするスタイルは初めてだった。
披露宴は、我々の結婚式の頃とは全く違った形態になっていた。
まず、仲人がいない。
最初のスピーチも1人だけ。とても簡潔で分かりやすかった。
昼過ぎに挙式、その後、しばらくしてから披露宴のため、
すでに3時を過ぎており、昼食も食べていないので、
ここで何人も長いスピーチをされると、いい加減にして欲しい
等と不謹慎なことを考えてしまうところだった。
そして、友人や親族の余計な出し物もなく、両家1組ずつだけ。
全体的に無駄もなく、良い思い出になりそうな披露宴だった。
このまま、タクシーで新宿まで戻って、帰路へ。
結局、朝早め出てから、家に帰り着いたのが7時過ぎ。
長い1日だったが、姪のニコニコした顔と、
新婦の父親が目を赤く腫らしているところなどを思い返すにつれ、
快い疲れを感じた1日だった。