2018年4月6日(金)リタイヤ生活492日目

今日も天気は良く、気温も上がったが、風が強かった。

ニュースによると天気がよいのは関東地方のみ、

他の地方は天気が悪く、春の嵐が吹き荒れたようだった。

こちらも午後からは、天気雨のような変な気候になり、

夜には雨になった。

 

今日は、午前中にあるボランティア団体の打ち合わせに参加した。

少し離れたところだったので車で行って、

打ち合わせが昼頃に終わったので、

午後は近くにある高尾山に上ることにした。

 

車で移動途中にコンビニでおにぎりやサンドイッチ等を買い、

高尾山口駅のところの駐車場に車を留めて登山開始。

両側にお店のある通りを過ぎてケーブルカー駅のところで

乗ろうかどうしようか一瞬迷ったが、なんとなく一号路を上ることにした。

 

以前もこの道を上がったことがあり、非常に急できつい印象があったが、

その通りで、上り坂ではできるだけ体重を前にかけて、

足をあげてゆっくりと自然に進むようにした。

 

登り始めたのが12時半頃だったので、既に登頂して降りてくる人が多かったが、

まだ上っていく家族連れも何組かいた。

新学期前に家族で休みをとって高尾山登山を楽しんでいるのだろう。

微笑ましい風景だ。

 

小さな子も急な坂を元気に上っていくのに元気づけられて、

こちらも前に進んでいった。

以前上ったときには、途中で休憩したところがあったが、

今回は皆休まずに上って行くので、こちらもそのまま上っていった。

長袖を来ていたので、結構汗だくになった。

 

急な坂を上りきってリフトやケーブルカーの駅のあたりに来ると、

急にまた人が増えだした。

もともとはこの辺のどこか眺めの良いところで、

買ってきた昼食をとろう、と思っていたが、

人が多くてベンチ等がふさがっていたため、更に上に進むことにした。

 

しばらく歩き続けると、薬王院についた。

門をくぐって、2体の天狗の像を撮影してから、階段を上って本堂に参拝した。

そこから階段を戻って、社務所御朱印を頂いた。

今回、書いて頂いたの女性の方だったが、どこにいっても御朱印をかく方は達筆だ。

しかし、ここのは格別に達筆だと思った。

 

御朱印を頂いた後、行こうか戻ろうか少し迷ったが、

せっかくここまで来たのに、ということで、再び本堂まで階段を上がって、

その横の階段から、山頂を目指した。

 

以前来たときには、この後はほぼ緩やかな感じだったと記憶していたが、

どうして、どうして、結構な階段と坂があった。

 

しばらくして山頂に到着。

学生の団体や、外国人や高齢者の方々のグループ、等多くの人が一休みして景色を楽しんでいた。

あいにくこの日は、遠くがかすれた感じで、あまり展望はよく無かったようだ。

でも風は強かった。

 

ここから帰りのコースをどうしようか少し迷った。

結局、稲荷山コースから六号路に入って、渓流横の道を帰ることにした。

ここならば、他の道よりも人も少なく自然を満喫できると思ったからだ。

 

下りの階段は結構急で、更に六号路の道は岩などが多く、

普段靴をはいていたので、結構歩きづらかった。

こんなことならば、軽登山用の靴を履いてくるだった、と少し後悔した。

ゆるゆるの普段靴で岩でごつごつした坂道を歩いていると、

靴の中で足があちこちに移動して、そのうちに靴擦れで痛くなってきた。

 

途中、何人か上ってくる人たちに会って、そのたびに「こんにちは」と挨拶したが、

外国人の方も含め皆、同じように挨拶を返してくれた。

 

渓流の流れと鳥のさえずり、後は強く吹く風に揺られる木々の音、

そんな中を、少し足早に下っていった。

 

だいぶ下って、ケーブルカーの駅横を通り、

更に下って高尾山口駅のところについた頃には

午後2時半を回っていた。

 

弾丸登山だったが、それでも2時間はかかっている。

駅の付近で、高尾山名物の団子を買って食べて一休み。

それから駐車場に戻って、自宅まで戻った。

少し疲れたのか、途中の運転では少し眠くなってしまった。

 

自宅に帰り着いたのは午後3時半頃。

あまり計画性のない登山だったが、

高尾山はコンディションの良いときであれば気軽に登山できる。

 

今日は少し気温も高めで、風も強かったが、

思いつきの高尾登山で、自然の中に浸ることができた。

今度は別のルートを上ろうと思う。