今日も相変わらず晴天、しかも少し暖かかった。
12月下旬に田舎で法事があり、帰省する予定だったが、少し前に風邪をひいてしまった。
テレビで良さそうな風邪薬(シロップ剤?)を宣伝していたので、早速購入して飲んでみた。
通常は1日三回だが、4時間あければ飲んでも良いとのことで、前の晩、9時半に飲んで、
朝5時に起きたときにまた飲んでみた。
異変が起きたのは、午前6時に起きたとき、いつものように洗濯機のスイッチを入れて、
居間に行ったとき、体がやけに重いことに気がついた。
とにかくだるい。何とか動こうとしていると、汗が出てきて、そのうち全身汗だらけになってしまった。
動けなかったので、とりあえず何とか汗を拭いて着替えて、ベッドに横になった。
そのまま寝てしまう、昼前に目が覚めた。まだ体はだるかったが、何とか起きれそうだったので、
居間に行ったところ、まだ体が重くなり汗ばみそうになったので、居間のソファーに横になった。
薬の副作用の恐ろしさを痛感することになってしまった。
これには困った。翌日にはどんなことをしても田舎に帰らなくてはならない。
今年は雪が多いとの話だったので、高速バスを予約しておいたが、この体調では、
礼服や荷物を持って新宿のバス停に行くことも難しそうだった。
体の調子は悪かったが、頭はさえていたので、車を運転して帰ることにした。
うちの車は、最近よく言われているサポカーであり、設定すれば前の車について行ってくれる。
高速道路では、ハンドル操作だけしていれば、アクセル操作もブレーキ操作も必要ない。
これは本当に楽だ。高速道路での運転の疲れが、1/5位になる。
いかに、アクセル・ブレーキ操作に神経を使っているのかがよくわかる。
翌日は、この車のおかげと、いつもよりも多めの休憩をとるだけで、安全に田舎に帰ることができた。
話は変わるが、その少し前に国際ロボット展という展示会に行ってきた。
いろいろと面白いロボットが展示されていたが、中でも気になったのがパワードスーツだった。
人が装着すると、例えば力の弱い女性でも重たいものを持つことが出来る。
少し足が不自由な人でも、歩いたり持ち上げたりすることができる。
このように、最新の技術で、人間の不調・不自由なところを補強してくれるようになった。
最近は高齢化社会になってきたが、このような最新の技術で、
老いによる不自由さを補うことができるようになりそうだ。
後は、頭だけだ。いくら体が動いても、痴呆症になってしまっては仕方がない。
これも年末のテレビで興味深い対策が紹介されていた。
痴呆症は脱水症状の一つだという説で、1日1.5リットルの水分をとると対策・予防になるということだった。
これで老化の対策は万全ではないか。
後はパワードスーツ等の普及を待つばかりだ。