2017年12月4日(月)リタイヤ生活410日目

今日は、昨日と同様に朝から快晴。

 

昨日(日曜日)は、湘南国際マラソンにボランティアとして参加した。

集合時間が、大磯プリンスの駐車場に7時20分。

大磯港からの送迎バスが混むため、午前7時乗車では間に合わないと聞いていたため、

6時40分に大磯港に着くことを目指して、最寄りの駅では4時台の1番列車にのる。

相模線に乗り換えると、早朝なのにやけに人が多い。

どうやら皆、同じマラソン大会に参加する選手のようだ。

 

茅ヶ崎で乗り換えて東海道線で大磯まで。

まだ暗いのに、軽い通勤ラッシュのような状態だった。

大磯駅で降りると、ホームは人だかりでなかなか改札から出られない。

やっと改札をでると、駅前で大磯プリンスに向かう送迎バスに向けて長蛇の列が出来ていた。

 

ボランティアに関しては、駅前ではなく大磯港駐車場に行くようにとの指示があったため、

徒歩で歩き出す。約10分間、途中、迷わないようにボランティアの方々が道を誘導してくれた。

 

大磯港からは送迎用に用意された観光バスで約5分。

駅前の送迎バスよりも快適なバスだった。

 

大磯プリンスの駐車場に着くと、ボランティアだけでなく選手も続々と到着しており、

異様な雰囲気だった。様々なところからの送迎バスが着々と到着していた。

この時にはまだ7時前、ボランティアも続々と集まりつつあった。

夜明け前なので結構寒かった。

大磯の天気予報では、朝の温度が5度、昼の最高気温が15度とのことで、

私はどちらかというと昼の気温に合わせた格好をしてきたので、寒い思いをした。

持ってきたネックウォーマーとホカロン、それにマスクもして、何とか寒さをしのいだ。

 

付近にはスタート担当のボランティアが、かなり大勢おり、しばらくして朝礼などをして

スタート地点に移っていった。

その後で、我々、コース誘導担当のボランティアの集合がかかり、

軽く朝礼や注意事項の説明等があった。

我々のところは、約1~1.5kmの範囲に6名、女性4人、男性2名とリーダー1名だった。

ボランティア間の間隔は約100mくらいで、一人一人分かれているので、

ほぼコミュニケーションはとれない。

たまに回ってくるリーダーと話をする程度。

マラソンで、最も孤独なボランティアである。

 

8時から交通規制が始まるとのことで、しばらく待って、規制がかかったことを確認してからコースへ。

西湘バイパスの車道の真ん中をボランティア数名で悠々と歩くのは気持ちがよい。

特に晴天で、日が昇って気温も上がってきたし、富士山も上の方に少し雲がかかっているが

きれいに見えていた。

 

湘南国際マラソンでは、フル、ハーフ、10kmとあり、我々は38km地点付近担当なので、

ハーフや10kmの選手は通らない。

フルマラソンは9時スタートで、先頭が来るのが11時以降なので、しばらくはゆっくりできた。

いったん選手が来ると、終了時刻の3時半まで選手が途絶えることはないので、

今のうちに急速をとることにした。

トイレに行ってから、沿道に座って自宅の最寄り駅の近くで買ったコンビニのおにぎりを頬張る。

 

私の持ち場は、西湘バイパスの、ほぼスタート地点の前付近だが、

ここから西寄りは西湘バイパスの海側が先の台風で浸食されて通行止めになっているため、

陸側2車線が往路・復路に分かれている。

1車線4-5mしかない狭い道を多くの選手が走るため、何かトラブルがないか心配だった。

私の持ち場の手前、37km過ぎに給水場があり、そこから道幅が絞られる。

ここでもトラブルがないか、少し心配だった。

 

11時を過ぎて先頭ランナーがパトカーなどに先導されながらやってきた。

その後も、まばらに数人のランナーが通り過ぎ、しばらくするとランナーの数が増え始めた。

天気が良く気温が上がってきたので、少し苦しそうなランナーもいる。

この37-38km付近は、最後の苦しいポイントのようで、

苦しそうな人に、声援を送ると、余裕のある人は返事や手での合図を、

余裕の無い人は視線で返事を返してくれ、また頑張り始める。

そんなやりとりが楽しい。

 

結局、11時半から3時半頃まで、約4時間近く、拍手とエールを送り続けることになってしまった。

途中、やってきたリーダーに給水するように言われ、

のどが渇いているのは、ランナーだけでなく、自分のそうだとはじめて気がついた。

 

最後の方は、ほとんど歩きで、足を引きずっている人も多く見られ、

応援しがいがあった。

つらそうなひとにエールを送ると、笑顔やガッツポーズで応えてくれた。

 

最後にコースのゴミなどを集め、元の集合場所に戻った。

アンケートに回答し、参加状と記念品をもらい、解散。

帰りのバスも長蛇の列だったが、近くの人と話もでき、楽しかった。