今日も曇天。1日中曇りのままかと思ったが、昼頃には晴天になった。
今日は、午前中にあるボランティア活動の打ち合わせに参加。
経験のない内容だったが、中途半端に途中まで進められた上に、
そこからはこちらが主体性を持ってやるように等と丸投げされたので、
混乱してしまった。
であれば、いきなり細部まで決めてしまうのではなく、
きちんと目的や趣旨を伝えるなど、こちらの主体性の発揮しやすいようにやって欲しかった、
等とは思ったが、もめているのも時間の無駄なので、とりあえずその場は納めた。
会議も、決まったのか決まっていないのか等、結論が曖昧だったり、
ふたりが合意したような話をしているが、それぞれが異なった意見を言っているだけだったり、
少しフラストレーションの感じる打ち合わせだった。
このような打ち合わせにも慣れなければ、と思いつつ、
本当なもっとシャキシャキ・スパーっとした感じの、切れの良い打ち合わせをしたいと思う。
打ち合わせが終わって、昼食をとって、午後のボランティアに参加。
午後は、別の団体で演劇をするので、その会場係をやった。
午後2時に開演、開場はその30分前の予定だったが、早めに来られた方が多く、
混乱を避けるため40分前に開場になった。
200席の客席が瞬く間に埋まっていって、開演5分前には既にほぼ満席になっていた。
会場案内をしつつ、会場の一番後ろで、壁により掛かりながら、演劇を見ることができた。
演劇の内容は、私たちの住んでいる市であった、終戦直前の空襲の話。
私もこれに関してはほとんど知識がなかったので、興味深かった。
演劇を見ての感想は、素人演劇とたかをくくっていたが、
戦争の悲惨さが臨場感をもって伝わってきて、本当によかった。
会場に来ていたのは、大半が高齢者の方だったが、戦争の悲惨さを語り継ぐと言う意味では
もっと若い人に見て欲しいと思った。
まず市の外周を火の海にしてから、市街地に残された一般市民を焼夷弾や機銃掃射で殺害していく、
その時に一般市民がどのような体験をしたか、例えば、幼い子をつれて逃げまどった母親の話など
本当に身につまされる感じだった。
ただ、このような殺戮を行った米軍に対する憎しみのようなものは全く感じず、
戦争の恐ろしさのみが強く感じられた。
演劇の片づけを終えて家に帰ると、どっと疲れが出てしまった。
でも、今日は良いものを見ることができた。