昨日までの蒸し暑い曇天と違い、
今日は快晴、乾燥していたが日差しの強い暑い一日だった。
珍しく今週はほとんど予定がない、ということで、
ゆっくりと机に向かって調べ物ができた。
昼食を早めにとって、ジムで軽く汗を流し、自宅に戻って再び机に向かった。
いろいろやりたいことはあったが、少しゆっくりしたかったので、
NetFlixで「レッドテント」というテレビドラマを見た。
テレビドラマということで、軽い気持ちで見始めたのだが、
2つのエピソードのそれぞれが約1時間半づつだったので、
見終わるまで、なんと約3時間かかってしまった。
これは、旧約聖書時代の羊飼いの娘ダイナの数奇な半生を描いたもの。
レッドテントというのは、女たちがだけが住んでいる赤いテントのことで、
出産などもそこで行われる。
大まかなあらすじは、、、、
羊飼いの家族の中で幸せに暮らしていたダイナは、ある王子に見込まれて、結婚する。
ダイナの父は、親に許しを得ないで結婚したダイナのことを怒ったが、
王一族が彼らの風習(割礼)をすることを条件にそれを許した。
しかし、ダイナの二人の兄は、逆恨みをして、王一族を皆殺しにしてしまう。
また二人の兄は、父親が目にかけていたもう一人の兄を奴隷として売ってしまう。
ダイナは、夫である王子を殺されて、家に連れ帰られたが、
殺害は父親のせいと思いこんで、縁を切って宮殿に戻る。
ダイナのお腹の中には王子の子供がいて、生き残った女王につれられて、
女王の故郷のエジプトに向かう。
そこで、女王はダイナに出産させるが、生まれた子供を自分の子供にして、
ダイナは乳母にしてしまう。
子供と一緒にいたいダイナはそれを受け入れる。
この後、子供が育って、別のところに修行に出掛けたり、ダイナが新たな夫を見つけたり、
奴隷として売られた兄が、夢判断の能力を発揮して宰相になっており、再会したり、
等々様々なことがあって、最後に死の床についた父親を許し、
自分の育ったレッドテントで、姪等と会って楽しかった日々を思い出す。
見て感動した物語が、十分に伝わらない感じがするが、私は面白かった。
良い映画・ドラマを見ると、しばらく余韻に浸っていたくなる。
いまはそんな気ぶんだ。