今日も曇天、でもたまに日が射していた。
早めの昼食をとって、ジムで軽く汗を流して帰宅。
午後からも、ある打ち合わせに向けた資料を作成していたが、
途中で、休憩を兼ねてNetFlixで映画を見た。
NetFlixで見られる映画は多いが、玉石混合なので見極めが重要。
当たり前だが、一流俳優が出ている映画ははずれが少ない。
この「ハドソン川の奇跡」は実話で、空港を飛び立った旅客機のエンジンに鳥が衝突し、
両エンジンが停止、空港に引き返すことも出来ず、冬のハドソン川に不時着したが、
旅客全員が無事だった、というドキュメンタリーである。
これだけであれば、単なるめでたしめでたしなのだが、
映画の中では、機長のハドソン川へ不時着するとの判断の妥当性が問われる。
いったんは、コンピュータシミュレーションでも、シミュレータでの有人実験でも、
無事に空港にたどり着けるとの結果が出たため、機長が追いつめられる。
人間による判断の時間を考慮したときに、たどり着けなかったことが証明され、
事故時の機長、副機長の密な連携による危機回避が証明されたところで物語が終わった。
操縦桿がなくゲームスティックのようなもので操縦するものだ。
従って、両エンジンが停止して発電しなくなると、そのままでは全機能が停止してしまう。
これに関しても、機長は的確な対処をしていた。
以前、別の番組などで、この事故のことを聞いていたので、いっそう深くのめり込んで見てしまった。
事故後の複数の組織が連携した救助活動なども見応えがあった。
期待以上に良い映画だった。