今日は朝からあいにくの雨。
参加しているある団体の行事で、今日は皇居参賀に参加。
朝9時半に皇居の桔梗門前に集合と行うことになっていたが、
実際には10時集合らしく、それを知らなかった私は豪雨の中、
9時から約1時間前から桔梗門前で待つことに。
丁度滝のような雨になって、靴の中までびしょびしょになってしまった。
10時直前に、予約してくれた人が到着。
全員で14名になって、中に入れてもらった。
中では、まず手荷物検査を受けた後で、集会場のようなところで、見学順路の説明を聞く。
この時間の見学者は、150人余りとのことで、広い集会場の席が、ほぼいっぱいになっていた。
見学者の中には、外国人も多く、説明が日本語だったのでどうするのかと思ったが、
皇居案内のスマホアプリをダウンロードすると、6カ国語の説明が入っており、
説明者が日本語の説明をしている間に、外国の方たちはアプリで自国語の説明を聞いているようだった。
大雨の中で皇居の中を約150人余りの参観者がぞろぞろと歩き回った。
まず集会場のようなところから桔梗門の前を通って、富士見櫓を見上げながら進んで宮内庁庁舎前へ。
そこを右に曲がって緩やかな坂を上り宮殿の前へ。
我々はいつも宮殿を「きゅう→でん」と読んでいるが、宮内庁の説明者によると
「きゅう↓でん」と言うのが正式らしい。
通りがかった側の正面に立派な玄関があり、内閣組閣の際にはその階段で撮影をするとのこと。
雨のためしろいシートがかけられていたが、撮影の際には白い絨毯が敷かれているらしい。
正面玄関の前を横切って、宮殿の横にでると、かなり広い広場に面した長いガラス張りの建物になっていた。
ここが、正月の参賀等でテレビでよく見かける広場とのこと。
建物はもっと高いのかと思ったが、高さは3m余りで、あまり高いとは感じなかった。
ここで天皇をはじめ、皇室の方々が正月の参加の際にならんで手を振られるらしい。
そこを通り過ぎて二重橋の先まで進んでUターン。
先ほどの集会場のようなところまで戻って見学終了。
私は集会場の売店まで行って、家内へのお土産として菊の御紋のクッキーを買った。
皇居を出た後は、桜田門の方向に進んで、法務省の法務史料展示室の見学をした。
日本の法務関係の歴史の一端をすることができた。
地下鉄で新橋まで出て汐留の高層ビルの上のレストランで遅めの昼食。
外は相変わらずの雨で、普段だったら見通しの良い景色の筈が、
そこでゆっくりと食事をして、2時過ぎに解散。
まだ雨が降り続いていたが、地下鉄で新宿まで戻り、後は京王線で帰宅。
今日は、皇居参賀には生憎の天気だったが、それも記憶に焼き付けられる楽しい1日だった。
参加者は高齢の方が多かったし、結構な距離を歩いたが、特に何もなく無事に終了して良かった。