2017年6月2日(金)リタイヤ生活285日目

今日は北陸旅行最終日。

 

朝、泊まっていた金沢のホテルに荷物を預け、午前9時半に近くの金沢駅へ。

シングル2部屋をとって、家内もゆっくり休めたようだ。

電車の出発まで、駅のおみやげ等を見て過ごす。

 

午前10時15分に、和倉温泉に向けて、花嫁のれん号に乗る。

乗車前に駅員さんが、列車を背景にした夫婦の写真を撮ってくれた。

この列車は2両だけの短い列車だが、中は和風に飾られていて、結構雰囲気がある。

もともとこの列車の予約がとれたので、今週の旅行が決まった。

 

和倉温泉まではわずか1時間半程度。

発射してからしばらくすると、スイーツや飲み物の車内サービスがくる。

うちはスイーツは頼んでなかったので、事前にコンビニで買ったコーヒーとポテトチップスで代用。

周囲の乗っている人はスイーツを結構申し込んでいたようだ。

 

途中、いくつかの駅でしばらく停まって記念撮影をした。

どうやらローカルの単線のため、上りと下りの列車がすれ違うために少し待ち時間が生じるようだ。

 

停車中に両方の車両の中を歩いてみたが、思ったより満席ではないようだ。

花嫁のれんは、金・土・日飲み運行するが、平日である金曜日がもっとも空いている筈であり、

何とか予約をと取ろうと金曜日に申し込んでとることができた。

でも当然、中は満席だろうと思っていたが、以外に窓向けのカウンター席がいくつか空いていたり、

4人席が埋まっていないようだった。

プレミアム感をもって乗車したものの、

実際に乗ってみれば、ローカルの2両列車を少し飾り付けているだけで、

あまり特別な列車に乗っている、という感じも薄れてきてしまった。

金沢から和倉温泉まで、特急料金がわずか千数百円程度なので、当然かもしれない。

 

和倉温泉駅に到着して、帰りのレンタカーを借りるため、タクシーで営業所まで。

タクシーの運転手が良い人で、この辺の観光地や、金沢に戻るときの見所等を説明してくれた。

着いたのは田舎の寂れた営業所で、バスの営業所も兼ねているようなところだった。

クレジットカードの認証も、電話で行っているため少し待たされてしまった。

 

12時半近くになってやっと出発。

トヨタのビッツは、先月に沖縄でも運転したので少し慣れてきた。

ただレンタカーだと、プレクラッシュブレーキやバックモニター等がないため、少し気を使う。

 

わずか10分ほどで、能登食祭市場に到着。

ここは別名が、七尾フィッシャマンズワーフで、土産店やレストランなどがある。

北陸旅行に来て、だいぶ食べすぎたせいか、余り食欲もなく、

家内としばらく迷った末、加賀屋と言うレストランのランチ定食のようなものを頼んだ。

海産物や地元の食材も入っており、量も多すぎず、味もまあまあだった。

 

ここを出て、後はカーナビに任せて一路、金沢へ。

ここで大きなミスをしてしまった。

計画では能登半島の西側に出て南下し、金沢を目指す予定だったが、

なんとカーナビでは東側を南下するルートを出していたのだ。

走っていて、いつまで立っても海が左手に見えるためおかしいと思い、

改めてカーナビで全体ルートを確認したところで、間違いに気がついた。

いまさら戻るわけにもいかず、一路金沢へ。

カーナビは近くだけを表示することが多いが、

設定した時には全体ルートを確認しないとこのようなことが起こる。

これで今日の楽しみの半分が飛んでしまったが、家内はあまり気にしておらず、

金沢へ戻った後、お土産で何を買って帰ろうかばかり考えているようだったので少し救われた。

 

途中立ち寄るところもほとんどなく、午後3時には金沢駅へ。

午後7時近くの新幹線を予約していたが、午後4時前のものに変更した。

あわてて、お土産と夕食の弁当を買って乗車。

5時過ぎに食べて、6時過ぎに大宮に到着。

ここから埼京線で約30分で新宿。この時間でしかも始発なので、大宮からも座ることができた。

 

新宿からは京王線、金曜日の午後7時近くなので、車内は結構込んでいた。

駅について、近所のスーパーで買い物をして、家には午後8時前に到着。

本来であれば、まだ新幹線に乗っている時間に、既に家で片づけを済ませ風呂に入ることができた。

 

この2泊3日の旅は、家内の念願で、結構ゆったりと楽しむことができた。

特に良かったのが、福井の永平寺だった。やはり一度は訪ねてみるべきお寺だった。