2017年6月1日(木)リタイヤ生活284日目

今日は北陸旅行2日目。朝のうちは少し雨模様だった。

 

山代温泉の宿で朝7時から和食の朝食をとる。

私の泊まる宿はどこも、朝食はビュッフェ形式が多かったが、

ここは純粋に旅館ぽい和食の朝食だった。

米も自慢らしく、少し小さめのお膳にこんもりと盛りつけられており、

確かにうまかった。

 

午前9時15分の送迎バスで、近くの駅まで。

今の時期、宿泊客はきわめて少ないようで、

昨日も今朝も、送迎バスの中は運転手と我々夫婦のみ。

 

駅について、9時36分の特急に乗って金沢へ10時過ぎには到着。

まず今夜宿泊するホテルに荷物を置いてから、金沢市内観光に出発。

病み上がりで体力がまだ回復していない家内のことを考え、

今日はあまり計画を立てず、家内が疲れたらいつでもホテルに戻ってチェックインできるようにした

ホテルのフロントでバスの1日周遊券(500円)を購入。

まず駅の中のおみやげショップを一通りみた後、バスで駅に比較的近い近江町市場に。

ここは魚介類を中心とした生鮮食料品が多く売られており、

旅行中日の我々としては購入しにくいが、新鮮な魚等を使った寿司屋さん等もあり、

そこで昼食を取ろうと考えていた。

ところがここで想定外。朝をしっかり食べたせいか、全くおなかが空いていない。

 

昼食を後回しにして、近くの金沢城公園へ。

この頃には快晴で気温もあがって、結構歩くのもつらそうになってきた。

とりあえず記念撮影をして、次のひがし茶屋に向かう。

 

メイン通りに戻って、周遊バスで隣の停留所までのって、少し歩くとひがし茶屋についた。

ここは、いかにも昔は・・・と言う感じの町並みが残っており、雰囲気がある。

若い女性のグループや修学旅行生などが結構いた。

細い路地も含め、一通り歩いて、奥の方で豆乳ソフトクリームを買って一休み。

そこの売り子をしていた中年の女性に話を聞くと、この辺は昔は遊郭で、

その女性が小さな頃は、子供が近づき難い雰囲気があったそうだ。

それが今は、修学旅行生や若い女性、外人さんも含め金沢の重要な観光スポットになっている。

何が幸いするか分からないものだ。

今でもまだ芸者の置屋のようなところは少し残っており、歩き回っている時に、

お稽古の声が聞こえた。

 

次に行くところは少し迷ったが、とにかく日差しが強く暑いので屋内に行こうという事で、

金沢21世紀美術館に向かった。

周遊バスの中も修学旅行生が多く、結構騒がしかったが、

その学生も、21世紀美術館前で一緒に下車した。

美術館内はゆっくりと静かに鑑賞したいと思っていたが、

修学旅行生もやはり美術館の中へ。

21世紀美術館というだけあって、近代美術中心でわかりにくいものもあったが、

中にはかなり精巧で印象的だったため、しばらく見入ってしまうものもあった。

この辺で本当に空腹になったので、美術館の中のレストランで昼食をとることに。

美術館の中と言うことであまり期待していなかったが、多彩な前菜のビュッフェを含め、

結構おいしかった。

 

この後は、あまり行くところも定まらず、とりあえず兼六園の近くの民芸資料館へ向かったが、

比較的小規模で閑散としており、思ったようなところではなかった。

ここで家内の体力は限界に。まだ4時で少し早いが、周遊バスで遠回りしてから金沢駅へ。

そこから歩いてホテルに戻ってチェックインをして、6時半頃まで休憩。

家内は私と一緒に居てもくつろげないようで、今回はホテルでシングル2部屋を予約して、

別々に泊まることにした。と言っても別に仲が悪いわけではない。

 

部屋で一休みして6時半位に再稼働。駅の中のレストランをみた後、

良さそうなレストランを探し回ったが、あまり良さそうなところがなく、

しばらくうろうろとさまよい歩いた。

結局、駅の隣の建物の上にあるレストランの中で、地元の新鮮なネタを出してくれる回転寿司屋さんにした。

店の前で予約をして5-6組まって、7時半過ぎにやっと夕食にありつけた。

回転寿司は、好きなものが選べるので、エビ、かに、鮮魚など、家内と好きなものを頼んだ。

結局二人で6千円以上になったが、今夜の宿はビジネスホテルのようなところで結構安いので、

温泉旅館に泊まったと思えば本当に安くすんだ。

 

これで今日の1日は終了。

余り無理をせず、それなりに楽しめたと思う。