ついに沖縄旅行最終日。
なんと最終日になって朝から快晴になった。
ホテルの窓から見える快晴の海が心地よかった。
ホテルの初めてはいる大きなレストランで、ビュッフェの朝食をとった後、
初めてホテル前の砂浜に出て写真を撮った。
さてどこへ行こうか。
以前来た時に、首里城や国際通りには行っており、家内ももういいとのことだったので、
今日はゆったりとホテルをチェックアウトして、博物館へ向かうことしにした。
目的の沖縄博物館は、那覇にあるため、ホテルから1時間以上かかった。
途中で何か良さそうなところがあれば立ち寄ろうと思っていたが、
特に何もなく博物館に到着。
レンタカーのカーナビの調子が悪く、時たま不適切なナビをすることが分かった。
ほとんど走ったことのない土地で、信頼できないカーナビだと不安を感じる。
それでも何とか無事に博物館に到着。
ここはコンクリートの要塞のような建物で、博物館と美術館が一緒になっているが、
館内では、入場料も入口も別になっていた。
私たちは博物館の方へ。
博物館では、沖縄の歴史や生活物品、生物等が展示されていた。
特に勉強になったのは、琉球王国の歴史等だった。
琉球王国は400年にわたって存続した独立した王国だったらしい。
江戸時代には国王が変わるごとに江戸を訪問した。
その行程を見ると、琉球から江戸まで陸路・海路を含め片道で6か月かかっている。
大勢のお供を連れて大変な旅だったようだ。
今ならば、飛行機で僅か2-3時間で到着するが、この頃は何と6ヶ月。
命がけの旅行だったような気がする。
他にもヤンバルクイナなどの鳥や鉱物等も、
さらには1万数千年前の港川人の骨のレプリカ等も見ることができた。
多くの訪問者でごった返していた昨日の水族館と違って、
こちらは訪問者もまばらでゆっくりとみることができた。
一通り見て一休みしようとしたら、館内のカフェは改修中で入れないとのこと。
代わりに隣のショッピングモールに入って、カフェで軽めの昼食をとった。
まだ時刻は1時前、飛行機の時間は6時過ぎなので十分に時間がある。
ショッピングモールの中を歩き回って飽きてきたので、
那覇空港近くのアウトレットモールあしびなへ。
途中、またカーナビに騙されそうになったが、何とかアウトレットに到着。
どうやらうちはアウトレットとの相性が良くないらしい。
中を歩き回ったが、特に欲しいものもなく、飛行機の時間を待つだけ。
家内も歩き回って疲れたとのことで、レンタカーを返して空港へ移動。
4時過ぎだったので、売店のあたりをぶらぶらして
やっと5時近くになってレストランで最後の沖縄そばを食べる。
滞在中は朝食・夕食とビュフェばかりで食べ過ぎていたため、
沖縄そばがおいしく感じた。
いくら時間が余っても、空席があっても、パックツアーの飛行機の便は変更できない。
待ちに待って8時20分那覇発予定の便は、到着遅れのため8時45分に出発した。
来るときほど満席ではなく、隣の席が空いていたので、
家内と私は席を隔ててゆったりと座ることができた。
羽田につくと、そのままリムジンバス売り場へ。
すんなりと30分後に出発するバス便の切符を買った。
バスの中は空席が多く、ゆったりとお最寄りの駅まで約1時間余り。
到着して外に出ると、沖縄と違って、こちらの夜は本当に寒い。
歩いて家に帰り着いたのは10時半過ぎだった。
僅か2泊3日の旅行だったが、非日常を楽しめたのと、
逆に家に帰り着くと落ち着いて「家が一番」という実感も湧いてくる。
あすは洗濯物が多そうだ。