今日は、久々の何もない日。
いつものように午前中はジムへ、午後はのんびりと自分の部屋の机に座っていたが、
少し用事があったので、車で所属している高齢者のボランティア団体の事務所へ。
加入したばかりで余り行ったことがなかったが、訪ねると4人の高齢者の方が事務所に詰めていた。
そのうちの一人のご婦人は顔見知りだったので、少し話をしていると、
他の方も気さくに話しかけてくれる。
いま、このボランティアに新規加入した人たちのまとめ役のようなことを私がやっているが、
特に相談しなくても、いろいろと進め方のアドバイスをしてくれた。
丁度、迷っていたところなので、本当に嬉しかった。
ボランティアをしている高齢者の方は、皆、気さくで気のよい方が多いので
話していても本当に気が和む。
もちろん年寄りなので、物忘れもちょっとしたミスも多い。
たまに寝込んだり、場合によっては入院してしまうこともある。
話している事を聞いていると、失敗やミスに関して結構熾烈な事を言っているようでも、
それを軽く受け流して、笑いに変えているところもある。
でも、そんななかでも何とかそれぞれの役割を一生懸命行っており、
何かその中に居ると心地よい感じがする。
失敗をしてはいけない、評価が悪くなる、上司におもねる、といった会社時代の感覚とは
全くちがっている。
こんな団体に参加したのも何かの縁。
参加しなければ分からなかったこの心地よさも、
神様がこのような世界もあるのだと教えてくれたのだと思う。