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2017年2月28日(火)リタイヤ生活221日目

早くも2月最終日。リタイヤしてからまもなく1年になる。早いものだ。

 

今日はたまたま見ていたYouTubeで、ケリー・マクゴニガルさんの

「ストレスを友達にする」というTEDの講演を見つけた。

 

このケリー・マクゴニガルさんは、以前、スタンフォード大学の自分を変える教室

スタンフォード白熱教室)でも有名だった女性で、最近、あるテレビコマーシャルにも登場しているようだ。

 

この講演で面白かったのは、強いストレスが体に悪いのではなく、

強いストレスが体に悪いと思うことが体に悪いという話である。

 

ある調査によると、強いストレスにさらされている人の中で、

ストレスは体に悪いと感じている人の死亡リスクは他よりも43%高く、

そう感じていない人の死亡リスクはほぼ変わらなかったらしい。

 

強いストレスにさらされると、誰でも心拍数が速くなるが、

それを心臓に強いストレスがかかっていると感じるか

充分な血液を心臓に送り込んでくれていると感じているかによる。

悪いと感じている人の心臓は、ストレスで血管が収縮して心臓病の原因になりやすく、

悪いと感じていない人は弛緩したままだったらしい。

 

講演では 、むしろストレスによって分泌されるオトキトシン(ハグホルモン)というホルモンによって、

人と人の繋がりを強めたいという気持ちになったり、

そのホルモンの受容体が心臓にあって、心臓を強化してくれる、ということだった。

この結果、身内が亡くなる等強いストレスを感じている人でも、

他の人を助けていない人の死亡率は30%高く

助けている人の死亡率は変わらないとのことだった。

そこで、ケリーさんは、人々に対してストレスを感じないようにするのではなく、

ストレスに対する考え方を変えて、ストレスとうまくつきあう事が重要である、と主張している。

 

皆、人間関係に悩むことは多いが、そうであっても、やはり人は社会的な動物である。

この講演を聞いて、高齢者が社会福祉活動を行うことの意味も

充分に感じることができた。