先日、新聞の広告欄にある本の宣伝が書いてあって、
面白そうだったので、その場で電子書籍で買ってしまった。
このように電子書籍はいつでも買えるので本当に便利だが、
私の場合、買ってしまうと安心して、なかなか読まない場合もある。
物理的な本だと、積んでおいても目に付くのだが、
電子書籍では、アプリを起動しないとすぐに忘れてしまう。
話が横にそれてしまったが、書った本が山口敬之さんの暗闘という
安部政権の内幕のような、ドキュメンタリー風の読み物である。
これがどこまで本当か分からないが、結構本当らしく書かれていて、妙に納得してしまう。
まだ大統領になる前のトランプ氏と安部首相の会談模様とか、
プーチン大統領と安部首相の会談模様とか、
今までよく分からなかった部分が、割と説得力のある感じで理解できた。
今週金曜日には、トランプ大統領と安部首相の会談が予定されており、
どのようになるか皆が息を潜めて見ている。
前回の会談はそれなりにうまくいったが、
その後、トランプ大統領の日本叩きのような発言もあり、
反対に、先日の電話会談での友好的な雰囲気もあり、どうなるのだろうか?
トランプ大統領は、先日の米国への中東等7カ国の入国制限で、欧州各国など国際的にも批判されており、
その最中の会談が、うまくいかないと日本経済に大きな影響がありそうだし、
うまくいくと、逆に日本が移民を受け入れていないことに国際的な関心・批判が集まりそうな気もする。
これは安部政権の大きな失態にもなりかねない。
安部首相は、本当に難しい舵取りになりそうである。
暗闘という本は、比較的さらさら読めてしまい、それなりに面白かった。
また、今回のトランプ大統領との会談後に、続編のようなものがでるかもしれない。
そうしたら、また読んでみたいものだ。