今日は夕方から、リオオリンピックにボランティアで参加した人の講演するセミナー聴講で都内へ。
夕方から都内にでるのは久しぶり、というより時刻に関係なく、最近で都内にでるのは久しぶりだ。
東日本大震災を経験したせいか、最近になって都内にでるときにはいつも、
何かあったら歩いて帰ってこれる距離かどうかを気にするようになってしまった。
今回のセミナーの開催場所は赤坂の日本財団、GoogleMapによると、家から39kmの距離。
東日本大震災の経験から、これであればまあ、歩いて帰ってこれなくもない距離だとおもう。
出かける前に、GoogleMapで徒歩での道を確認し、予備のバッテリーと救急セットをも持っていざ出発。
このように一見、準備がよいのだが、持ち物は重くなるし、肝心なものを忘れてしまう時もある。
会場のあるビルは、地下鉄の駅を出て、少し歩く。
GoogleMapを使うときにいつも思うのが、ナビを始める最初の時に方向が分からなくて苦労する。
今回も最初は逆に歩いてしまったが、目的地までの距離が遠くなるので気がついた。
会場について受付をしてセミナーの席へ。
会場は8-9割がた埋まっているようだ。
オリンピックが近づいて、スポーツボランティアの活動がずいぶん盛んになってきているようだ。
講演では、リオのオリンピックにボランティアとして参加した3人の方が講演した。
今回のオリンピックのボランティアとして活動するためには、
最低10日間の活動期間と事前の3日間のトレーニング、合計で最低でも2週間の休暇をとること、
同時に、往復の飛行機代、宿泊代等もすべて自腹のため、個人としてかなり負担が大きいようだ。
それでも参加するのは、何よりも捨てがたい感動があるからのようだ。
3人のうち、1人は一般のスポーツボランティアでゴルフ会場を担当、
他の二人は通訳のボランティアで同じ会場で行われた卓球やバドミントンを担当したとのこと。
それぞれの会場毎に、いろいろなやり方や、人の構成・環境も違っていたようで、
「ブラジルの人は、事前の段取りが無く、なかなかうまく回らず大変だった」というそれぞれの方の表情が
本当に楽しかったことを物語っていた。
段取りは悪くても、本当に歓迎してくれる姿勢がすばらしかったようだ。
それぞれの会場は仮設が多く、ゴルフ場も新設でクラブハウスはなく点とのみ、
卓球・バドミントンも展示会場での仮設ということで、それでも何とかきちんと回ったとのこと。
オリンピックのボランティアは、結構はまってしまう人が多いらしく、
一人の方、この方はロンドンオリンピックから夏冬2年毎にオリンピックボランティアとして参加しているらしいが
毎回、各国から来た見覚えのある顔が揃うと言っていた。
東京オリンピックも数万人規模のボランティアを集めるが、結構外国のボランティアも多く参加するようだ。
最後にアドバイスとして、英語はきちんとはなせるように、とのことだった。