今日は、面接官に好感をもたれる話し方、のセミナーに参加した。
コミュニケーションスキルに関してもっと勉強したい、特に話し方に関してもっと上手になりたいと考えていた。
皆の前で話していても、あまり頭に残らない話をする人も結構いると思う。
左耳からは行って、そのまま右耳に抜けてしまうことが結構多い。
その点、いつも感じるのであるが、政治家の演説は、結構、頭に入りやすい事が多い。
ゆっくりとしたテンポで、うまく語と語の間に間を入れている。
そのため、内容は今一つでも、結構分かったような気分になる。
今回はそのような話し方に関して興味を持って参加した。
講師は元アナウンサーの女性で、内容も礼儀作法から、表情、発声法、姿勢等多岐にわたり結構面白かった。
表情筋トレーニングももっとやっておこうと思った。
これらは、直接的には就職での面接対策であるが、このような訓練があることを余り認識していなかった。
会社にいた頃は、新規採用の面接官も何年かやってきた。
そこで採用後の状況もフォローアップして感じたのは、採用面接では、適切な判断は難しいということだった。
採用面接時の印象を記憶していて、入社後の自然体の姿を見ると、面接が如何に宛にならないかがよく分かる。
この人は明るそうだ/暗そうだ、とか、リーダーシップがありそうだ/ありそうにない、
打ち解けそうだ/打ち解けそうにない、等のイメージは、採用後2-3年後を見ると大きくズレていた事が分かる。
要は、面接テクニックの習得や、面接時の緊張度合いによって、見え方が大きく揺らいでしまうということだ。
ただ、面接時の印象から期待を受けて採用されることが、その後の幸せも保証されるとは限らない。
中には期待はずれとのレッテルを貼られて、厳しい状況になってしまう場合もあると思う。
このような点では、あまり面接テクニックばかりを追っかけるのはどうかと思った。