6月20日(月)リタイヤ生活53日目

今日は家内の通院日。
10時半からとのことで、車で9時半頃にでて少し前に病院に着く。

今日は私が午後から、証券会社のセミナーに参加するため、家内は病院で降ろして自宅へ戻り、午後からは、以前の自宅の近くの証券会社へ向かう。

自宅売却の関係で、戸籍謄本の附表が必要とのことで、証券会社に行く前に近くの市役所へ立ち寄る。
この時、市役所の担当者はとても親切だった。

そもそも附表が必要なのは、売却する物件の持ち主(つまり私)の住所が、その家より更に前に済んでいた住所のままで登記されていたため、現在の私との関係を明確にする必要があったため。
市役所の窓口で附表の申請をすると、どのような情報が必要かを聞かれ、現住所から2つ前までさかのぼる記録が欲しいとの話をすると、その市役所で発行する附表ではそこまでさかのぼれないとのこと。
理由は、途中で本籍を移転したため。前の本籍地の市役所に請求しないと必要な情報は得られないとのこと。
代わりに住民票の除表なら同等の情報が記載されていると提案してくれた。

以前のお役所仕事では、請求された通りに証明書を発行するだけのような感じだったが、今回、市民目線できちんと対応してくれていると感じた。
本当にありがたかった。

そのあと証券会社へ。
このセミナーは、ファンドラップと言う金融商品の加入者を集めたもの。
さすがに平日だけあって、全員、リタイヤしているらしき老人ばかり。
今回の趣旨は、昨年末から運用成績が大変悪いため、その状況を説明して、必要に応じて契約変更等を行うとの趣旨だった。

私の契約も、「やや保守的」との比較的安全なポートフォリオにも関わらず、前日までに8%も目減りしていた。

いろいろと厳しい理由に関して説明した後で、最後に各席に担当者が来て今後の対応を話し合うとの段取りだった。
だた、その時のセミナー講師の説明や、近くの担当者の説明を聞いていると、今、悪いからと行ってやめない方が良い、悪化要因の為替も今はイギリスのEU離脱の話があるが、今後は良くなるのではないか、もちろん先のことは分からないが、、、などと説明されていた。
これは、比較的富裕層で訳の分からない高齢者を言葉巧みに勧誘するような感じがしてやや嫌悪感をもった。

イギリスのEU離脱以外にも、米国のドル安誘導の話もあり、今後の為替に関しても余談を許さない状況だと思う。
そこらへんのリスクもきちんと説明すべきだと思う。

いま、比較的お金をもった団塊の世代が65歳を越えて、下手をすると証券会社などの食い物にされているのではないか。