2017年2月27日(月)リタイヤ生活220日目

つい先日、家内が軽いぎっくり腰になった。

一緒に出かけるため、家内は化粧をして、いざ出発と玄関で靴を履こうとしているとき

腰を屈めたらやってしまったようだ。

以来、この2ー3日間は、家に閉じこもらざるを得なくなってしまった。

家の中で姿勢をまっすぐにしている分には何とか動けるらしいが、

腰をかかめたり、少し長い時間、座っているときついらしい。

もうすぐ、入院・手術だし、今、もっと悪化させてしまうとまずい

とのことで、外出を控えていた。

 

一方、私はと言うと、家内よりもう少し前だが、ジムで腰や背筋を鍛えるマシンをやっていた時に

何か急に痛みが走って、やはり軽いぎっくり腰のような症状になってしまった。

私の場合、ぎっくり腰は大体3日間で回復するため、今は特に大丈夫だが、

普段からジムで鍛えているつもりでも、やってしまうらしい。

本当に年はとりたくないもので、夫婦交互にこのような状況になっている。

 

でも今日は、あまり家に閉じこもっていても体に良くないので、

久々に一緒に散歩をしようということになった。

ただ、日差しが少なくて、少し肌寒いので、短時間で切り上げるつもりで外にでた。

 

曇天の寒気の中、家内と遊歩道を歩いていると、

野良猫がきちんと座ってこちらを眺めていたり、

野鳥や鳩が餌をついばんでいたり、結構、心が和む風景をみることができた。

 

家内のペースにあわせて、少しゆっくりと約40分くらい散策して、

最後にスーパーで少し買い物をして、多分4千歩くらい歩いたと思う。

 

やはり寒くても外を散策すると気持ちが良いもので、

最後の頃には家内の顔も晴れ晴れしくなった。よかった。

 

家内は、週後半には、入院・手術のため少しの間、家を離れてしまうが、

良い時間をもてたと思う。明日も少し散策をしたい。

2017年2月24日(金)リタイヤ生活219日目

今日は最初のプレミアムフライデー

政府の施策にのって午後3時までに仕事を切り上げる会社がどのくらいあるのだろうか。

 

そんな金曜日だが、久々に昔のヨット仲間との飲み会のため東京駅へ。

午後4時前に家をでて電車に乗ったが、途中で5時を過ぎてサラリーマンらしき人も結構いるように感じた。

プレミアムフライデーのおかげで、仮に午後3時には終了できなくても、

午後5時には仕事を終わらせられる人が増えたのかもしれない。

 

予定の6時半直前にお店に行くと、既に2人の仲間が来ていた。

その後、バラバラと集まり結局6人全員が揃ったのは6時40分過ぎ。

大体同年代だが、半数が現役、半数がリタイヤ組である。

こうして一同に会すると、他の5人の姿がおじさんというよりも、

おじいさんに近づいていることを実感する。

 

自分の姿が見えないので勝手に除外しているが、

他人から見ると6人の初老が集まって酒を飲んでいる、としか見えないと思う。

 

そして、60歳以上の人間が集まって宴会をすると、話題は限られている。

定番の最近やっていること・家族・身の回りの様子、健康の話、そして過去の思い出話に花を咲かせ、

気がつくと予定の9時になっていた。

この仲間との宴会は、本当に楽しいので、時間が瞬く間にたってしまう。

 

一次会が終わると速やかに解散して帰途に着くのも年寄りの特長である。

じゃあまたね、ということで解散し、帰途へ。

皆バラバラのところに済んでいるため、東京駅で解散した。

 

最近は比較的暇になったせいか、年1度は会っているが、

この宴会も行つまで継続できるか。

 

 

2017年2月23日(木)リタイヤ生活218日目

今日はボランティア関係の講座に参加した。

周囲はいつものお年寄りばかり。

自分らで何が出来るかよく分からないが、

自分が元気なうちに何か社会のお役に立てることをしたい、

との思いが伝わってくる。

 

これは何回かの連続講座の途中であり、今日は、今まで受講した内容を振り返り、

今後自分がどうしていきたいかを整理して考えるグループワークの場だった。

 

私が多分、最若手であるが、その私より年上の皆さんがやる気まんまんであり、

「年老いたご老人」ということばは全く当てはまらない。

若干、体の悪いところもあり、疲れやすく・忘れやすくなっているものの、

新たな事にチェレンジしたいという気を、若者のように持っている感じである。

これは「年寄り」というイメージではない。

 

昨年後半にも、この前の連続講座をとって、一緒に受講した人はすべて私より高齢者だったが

そこからパワーをもらって、その後いくつかのボランティアを始めることができた。

 

普通だと、老人と一緒にいると老けそう、等と考えると思うが、

どうしてどうして、まったく逆だと思う。

 

ここでもらった元気を糧に、更にいろいろ挑戦していきたいと思う。

 

 

2017年2月22日(水)リタイヤ生活217日目

やっと確定申告が完了した。

 

不動産収入がある関係で、ずいぶん前から確定申告はやっているが、

今回はリタイヤしたため年金収入が中心になり、年末調整もなくなったし、

家の買い換えや、その資金捻出のため株売却、贈与等々で、例年よりもはるかに面倒な処理が多かった。

節税できないか、との観点で、今回の確定申告の説明書を隅々まで読み返しもした。

 

でも、ネットでの確定申告のシステムは、だいぶ改善されたと思う。

最初の頃は、住民基本台帳カードを使いたくて、ネットでのシステムを一生懸命使っていたが、

信じられないほど使い勝手が悪くて、結構時間もかかった。

 

今回は、いざ入力を始めると、結構すらすらと投入できて、以外に短時間で完了する事が出来た。

あとは添付書類を揃えるだけ。 本当に使いやすくなった。

添付書類の種類が多かったので、資料の抜け・漏れには結構気を使った。

 

昨日までに書類は出来ていたので、近くの確定申告相談所(臨時)に行って確認してもらおうと思ったが、

いざ行ってみると、土地・株などの譲渡に関しては、そこでは扱っておらず

税務署で相談するようにとのことで、あわてて自宅に戻って、改めてバスで税務署まで。

 

税務署は平日にも関わらず、かなり混んでいた。

相談コーナーの長い待ち行列に並んで、順番が来たら、土地・株などの譲渡所得があるとのことで、

更に別の待ち行列に案内され、多分1時間弱待ったと思うが、やっと自分の番に。

税務署の担当官は、結構新設だったが、1人にあまり時間を割けないようで、

手早くアドバイスをされ、私の番は終わった。

 

最終的には昨夜までに作成した資料で問題なく、もう少し節税できないかとの夢も破れた。

一番大きなアドバイスは、ネットで作成した納税書類を両面印刷していたが、

片面にして欲しいとのことで、仕方なく、またバスで自宅に戻って印刷することに。

ついでに資料も再確認して、税務署宛の封筒に封緘した。

 

往復のバス代も使ったので、税務所への郵送代を節約しようと考え、

午前中に行った近くの相談所に持って行ったところ、相談受付時刻は過ぎていたが、

資料は快く受領してくれた。

これを提出して、今年の確定申告はいちおう終了。

次は、税金の口座振替が完了するのを待つだけ。

 

結構面倒だったが、税理士等に頼むことなく自分で完了させることができた。

家内とは、明日夜に確定申告完了祝いのディナーに行くことになった。

 

2017年2月21日(火)リタイヤ生活216日目

今日は家内の通院日。

昨年5月の手術に続いて、3月初めに2回目の手術があるので事前診断である。

 

午前中は、急いでジムに行って少し汗を流し、急いで家に戻って昼食をとって、

それから家内を乗せて病院まで。

午前中のジムが少し慌ただしかったせいか、少し腰を痛めてしまった。

丁度、ぎっくり腰になりかけの感じで、自動車の運転でも少し腰が重たい感じだった。

 

通院は、いつもは午前中なので、昼過ぎに出かけるのは初めてだったが、

予想外に道が混んでおり、診察時間の直前、午後1時前に病院につくことができた。

家内を正面玄関で降ろして、駐車場へ。

 

普段の通院日は院内のスタバでコーヒーを飲みながら、家内の診察が終わるのを待っているのだが、

今日は、手術前で執刀医からの説明があるはずなので、家内とは形成外科の待合いで落ち合う。

待合いには、結構、大勢の人がいたが、しばらく待っているとずいぶん減ってきた。

 

結局30分以上待ったが、家内が呼ばれ事前検査をした後、主治医から説明を受けた。

主治医によると、今回の手術は前回に比べ比較的軽微で、

手術してから早ければ2-3日で退院する人もいるが、多分1週間程度かかるのではないか、とのこと。

昨年の5月の入院手術の時には11日間の入院だったので、

毎日の家事と通院面会等で体力的にも結構きつかったが、

今回は多分1週間以下の入院とのことで少し安心した。

退院して2週間程度でほぼ回復、1ヶ月程度で完全に普段の生活に戻れるとのことだった。

 

今回の手術が終われば、家内と一緒に旅行を楽しむこともできる。

多分、今度の5月の連休過ぎには、一緒にどこかに出かけられそうだ。

これで、やっと本格的なリタイヤ生活をエンジョイすることが出来る。

本当に楽しみだ。

2017年2月20日(月)リタイヤ生活215日目

早いもので、昨年、今の自宅に引っ越してから早くも1年が経ってしまった。

 

昨年2月半ばに引っ越した日には、居間に段ボールがいっぱいに積まれて、

テーブルのところからテレビの画面が見えないくらいだった。

 

翌日、エプロンサービスの女性が3人やってきて、

瞬く間に片づけ・収納を始め、1日の間でほとんどの段ボールを片づけることができた。

 

その後も、居間の段ボールは少しずつ減るもののなかなかなくならず、

収納を買い足して、片づける毎日だった。

 

特に多くの物を捨てて何とか引っ越せたので、あまり余計な物を買いたくないし、

せっかく新しいところへ引っ越したので、インテリアのコーディネートも少しこだわって

結構時間がかかってしまった。

 

更に当時はまだ片道1時間半の会社勤務をしており、

年度末に退職する予定だったので、そちらの引継や片づけ等も大変だった。

 

家内はというと、引っ越し直前にガン診断されたため、

早くこちらに近い良い病院を見つけて手術をしなくては、という事が最優先だった。

 

本当にいろいろあったが、1年経って、片づけはもちろん、家内の1回目の手術も無事に終わり、

毎日平穏な日々が続いている。

 

周囲の遊歩道を家内と散歩すると、本当に平穏で幸せだということを実感できる。

2017年2月17日(金)リタイヤ生活214日目

今日は気温も高く、コートを着なくても歩き回っていると暑いくらいの陽気だった。

昼過ぎから家内と恒例の散歩に。

 

今日はどちらの方向へ行こうか、と相談して、結局、大きなパン屋さんに行くことになった。

私は2回ほど言ったことがあるが、家内はまだなのと、

ネットではケーキも売っていると書かれていた事が家内の興味をひいたらしい。

 

家を出て、いつもの遊歩道へ。

大学を抜けると、公園の緑地に入って、少し急な階段になる。

そこを下ると先に、2つの池があるのだが、今日はかもが4羽、池に浮きながら首を丸めて寝ていた。

更に、少し大きな野鳥が、と思ってみていると、池の端から端へ飛んでいった。

羽を広げると結構大きくて、くちばしが長く、サギのようだ。

池の向こう側にとまってピンと背筋を張って、威厳のある姿勢でこちらをみていた。

鳥が大好きな家内は、この鳥を見て大喜びだった。

望遠レンズのついたカメラを持ってくるのだったと、少し後悔。

 

鳥をしばらく見たあと、公園を抜けていくと、こじんまりした梅林があった。

ここで梅の花見が出来そうな感じである。

 

公園を出て、小さな神社を抜けて、道を横断し住宅街を歩いていくと、

広い駐車場のあるパン屋さんに到着。

店内に入ると、まだ昼過ぎというのに何種類かのパンは売り切れていた。

出も結構はやっているのか、次々とお客さんが来る。

売っているパンの種類も多いが、店員の気配りも本当に行き届いていて、

これが流行っている理由なのかもしれない。

いくつかおいしそうなパンとお菓子を買って店を出る。

 

家内の体力にしては少し歩きすぎてしまったのかもしれないが、

このあとスーパーによって家に買える。

 

ありふれた散歩だが、昨年2月に引っ越してきてから約1年、

私は退職して家内といられる時間が長くなったが、

このようにゆったり散歩をしている時間が本当に幸せだと感じている。